黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(10月22日放送)にテレビプロデューサーの佐久間宣行が出演。感謝祭イベントについて、また今後のラジオの可能性について語った。 【写真】フラガールに扮する佐久間宣行
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。10月18日(月)~10月22日(金)のゲストはテレビプロデューサーの佐久間宣行が出演。5日目は、11月に行われる番組イベントについて、また、これからのラジオの可能性について― 黒木)『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる~佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)2019-2021~』……これは、佐久間さんがオールナイトニッポンでお話しになったことが書かれているのですが、読んでいても、まるでラジオを聴いているような面白さのある本でございます。
黒木)そして、佐久間さんのオールナイトニッポン0(ZERO)では、番組イベントも予定されております。これは、佐久間さんから紹介していただきます。 佐久間)「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)リスナー大感謝祭2021~freedom fanfare~」ということで、2021年11月12日(金)に東京国際フォーラムホールAで、開演が19時です。本当は去年やる予定だったのです。朝の6時にお台場に連れて行かれて、映画のパロディみたいなものを永遠と撮らされたのです。そのVTR、映画『ファイト・クラブ』のパロディをやっている動画など、3日間ロケしたものがまだ眠っているのです。それを、どこかで流したいというのもあって、感染対策をして、客席を空けながらできるかなと思っています。 黒木)リスナーの方々への感謝の気持ちを込めて、皆さんに楽しんでいただこうというイベントなのですね。ラジオをやっていて、このようなイベントもできるというのは、リスナーの方々にとっては嬉しい限りですね。 佐久間)ラジオをやってみてわかりましたが、ラジオのリスナーは熱いですよね。深夜ラジオがずっと好きで、深夜ラジオに寂しい夜を支えてもらいました。地方出身でまだインターネットがないころの福島だと、深夜テレビも終わったあとはラジオしかないのです。東京のカルチャーをはじめ、いろいろなことをラジオから教えてもらったという気持ちがあります。その気持ちをラジオで話していたら、こんなに情報がたくさんある時代でも、ラジオに支えられている人がこんなにいるのだなということを、イベントで初めて知ったという感じです。 黒木)私も高校時代はオールナイトニッポンを聴きながら、深夜勉強していましたので。 佐久間)私もです。音楽を聴きながら仕事をするときもあるのですが、ラジオを聴いている方が進むのですよね。それは、10代のころの生活がそのまま変わらないのだなと思います。ラジオがなければ受験はできなかったと思います。 黒木)私もその口でございますが、メディアの可能性、ラジオの可能性について、佐久間さんはどのように考えていらっしゃいますか? 佐久間)いろいろなメディアが増えたではないですか。みんなが何を観るかわからないという状態になっています。そうなると大事になるのは熱だと思います。「この人たちが本気でつくっているものだったら応援したい」とか、このストーリーでこんな気持ちでつくっているのであれば、観たいとか。作品単体をよくするのはもちろんそうなのですが、そこに至るまでの製作者や出演者の方の気持ちも同時に大事になる時代になったと思います。 黒木)つくり手の熱量ですね。その熱量が視聴者やリスナーの方に伝わるということですね。 佐久間)「“応援したい”と思うことが大事だな」とやっていて思いますし、そういう意味で言うと、ラジオは、テレビや配信にはないものがあると思います。2時間も1人の人がしゃべるのはラジオくらいではないですか。 黒木)そうなのですよね。 佐久間)黒木さんも5曜日やられていると、人柄が出るではないですか。ラジオは嘘がつけないのです。だから応援したいと思う人は、本当に応援したくなるだろうし、性格がいいなという人は、嘘がつけないから好きになってしまう。そういう意味で言うと、ラジオはこれから面白くなるのではないかなという気持ちもあります。 黒木)パーソナリティとして、これからの「オールナイトニッポン0(ZERO)」への意気込みはいかがでしょうか? 佐久間)サラリーマン時代を2年やって、そしてフリーになって、しかもコロナ禍のなか、ラジオで話していて思うのは、エンタメに関わっている人間として、「何かできないかな」ということです。いまはお芝居にしても、音楽にしても、みんな大変です。番組では、エンタメ情報を積極的に話しているのですが、これからエンタメがもう一度頑張ろうという時期になると思うのです。そのときにラジオをやれているのも運命だなと思うので、エンタメの力になれるようなラジオをやって行きたいなと思っています。
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