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Friday, February 17, 2023

ありがとうシャンシャン 東京 上野の街でさまざまなイベント|NHK ... - nhk.or.jp

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東京・上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」が中国に返還されるのに合わせ地元、上野の街では、感謝の気持ちで送り出そうと巨大な垂れ幕が掲げられたほか写真展などさまざまなイベントが開かれています。

上野動物園のメスのジャイアントパンダ「シャンシャン」は、繁殖の適齢期の5歳で、所有権を持つ中国と結んだ協定に基づいて4日後の今月21日に返還されます。
地元、上野のデパートは感謝の気持ちを示そうと、膨大な数のシャンシャンの写真をモザイクアートにし、『ダイスキ』と記された長さおよそ18メートルの垂れ幕を外観に掲げています。
また、デパート内ではシャンシャンの日々の様子を展示した「毎日シャンシャン写真展」が開かれています。
写真展にはカメラマンの高氏貴博さんが毎日のようにパンダ舎を訪れて撮影した920枚のシャンシャンの写真が撮影日順に並べられていて、生後6か月の時からどんどん成長していく様子がわかるようになっています。
来場した人たちは写真を見て気づいたシャンシャンとの思い出を話しながらじっくりと見入っていました。
17日で写真展を訪れるのが3回目だという60代の女性は「お気に入りの一枚を見つけて撮影して残しておこうと思って来ました。さみしいですが、シャンシャンにはたくさん癒やされました。何をしても全部かわいいです」としんみりしていました。

シャンシャンの返還が目前となるなか、東京・上野にあるパンダグッズを販売する土産物店には、上野動物園に来た人たちを中心に連日多くの人が訪れています。
東京・上野の老舗デパートのなかにあるこの土産物店はぬいぐるみや缶バッジなどさまざまなパンダグッズが販売されていて、パンダファンの間で人気の場所となっています。
グッズに限らず人気なのは、店内の一角にある展示ブースです。
展示されているのは、衣装を身につけたパンダのぬいぐるみを中心にしたディスプレーです。
店長の櫻井智子さんの手作りで、3年前からクリスマスやひな祭り、パンダの誕生日などの季節やその月のイベントごとにテーマを変えて展示しています。
250点以上に上る展示のうち、櫻井さんが特に思い入れがあるのはコロナで動物園が閉鎖されていたときに『ピクニック』をテーマに作ったもので、「何人かのお客様がこのディスプレイのためだけに来てくれて、これを見て元気になったと言ってくれました」と振り返りました。
現在展示されているのは、シャンシャンが暮らす動物園の「東園」をイメージしたものです。
櫻井さんは「これまでシャンシャンが遊んでいたハンモックややぐら、小さかったころによくいたY字の木などお客様と共同で制作しました。シャンシャンが大好きな気持ちを詰め込んだので、みなさんにもその思いを爆発させて楽しんでいただけたら」と展示のこだわりを説明していました。
櫻井さんは「店の開業がシャンシャンの一般公開と同じ時期だったのですごくさみしいですが、パンダとシャンシャンの明るい未来のために送り出したいです」と話していました。

シャンシャンの名前は、一般から寄せられた32万2000件余りから選考を進め、上野動物園の当時の園長や有識者など6人による選考委員会が選んだ8つの名前のなかから都が中国と調整して決めたということです。
選考委員会の委員の1人で、上野観光連盟名誉会長の二木忠男さんは「響きがいいということや『香』という字を2つ重ねると中国語で人気者という意味だったのでいいのではないかと思いました。シャンシャンが果たした役割は経済波及効果だけでなく、人々の心を癒やしてくれました。これほど愛されるパンダはいないと思います」と名前の由来の通りに成長してくれたと振り返りました。
さらに二木さんは「上野のパンダは4頭になってしまい少し寂しいですが、「アイドル」から「母親」へのスタートだと考えてます。ぜひ中国に行って子どもを産んでほしい」と話していました。

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