ハロウィーンを前に、40年にわたりカボチャの絵を描き続けている東京都世田谷区の画家・長谷川瑞吉(みずよし)さん(76)の油絵展が、墨田区吾妻橋1の「ギャラリーアビアント」で開かれている。大小さまざまな色、形のカボチャやズッキーニを描いた29点が並ぶ。
長谷川さんは上智大でポルトガル語を学びながら、独学で油絵を描き始めた。29歳の時、性教育関連の教材や書籍を企画・出版するアーニ出版(世田谷区)に入社。教材製作を手がけ、2002年代初頭に「性教育バッシング」が起きるまでは多忙を極めたという。
仕事が忙しい中でも絵は続けた。「制作に時間がかかっても腐りにくいモチーフ」と1982年以降、カボチャを好んで描き、山梨県内の畑で栽培するまでに。同ギャラリーでは2010年から毎年、個展を開いている。「絵が好きな地元のお客との交流が楽しい」と話す。30日まで。(小形佳奈)
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