カナダのディーウエーブシステムズは9月30日、「量子アニーリング方式」の量子コンピューター「Advantage(アドバンテージ)」を発売した。量子ビットの数が従来の2000個から5000個超に増加し、量子ビット間の結合形態(トポロジー)も強化した。
Advantageは同社が2017年1月に発売した「D-Wave 2000Q」以来の新モデルとなる。D-Wave 2000Qは量子ビットの数が2000個で、量子ビットが他の量子ビットと結合する数が6個だった。Advantageでは量子ビットが5000個超に、量子ビット間の結合数が15個に増える。量子ビットの数と量子ビット間の結合数が増えることで、より規模の大きな組み合わせ最適化問題が解けるようになる。
同社は様々な種類の組み合わせ最適化問題をD-Waveのマシンで解くためのソフトウエアに加えて、D-Waveのマシンと通常のコンピューターを組み合わせて最適化問題を解く「ハイブリッド」のアプリケーションを開発するためのソフトも提供している。今回、このようなハイブリッドアプリケーションの開発を目指すユーザー企業を支援するサービス「Launch(ローンチ)」を発表し、これまでとは異なるタイプの問題を解くためのソフト「離散二次モデル(DQM)ソルバー」も追加した。
(日経 xTECH/日経コンピュータ 中田敦)
[日経 xTECH 2020年9月30日掲載]
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