
新型コロナウイルスの勢いが止まらない現在、人類はいまだかつてない危機に直面しているとも言えます。
しかし、そんな状況だからこそ、意識しておくべきことは他にもあるはず。
たとえば、多くの人の意識が新型コロナに集中しているこのタイミングで、大地震が起こることもありえない話ではないわけです。
台風、河川の氾濫、竜巻、火災、山の事故、水難など、さまざまな自然災害についても同じことが言えますが、だからこそ有事の際に命を守るための知識を備えておく必要があるということ。
そこで参考にしたいのが、きょうご紹介する『そのとき、どうする? ただちに命を守るとっさの行動マニュアル』(甘中繁雄 監修、大和書房)です。
多くの災害知識を持つことで、もしものときには、迅速で正確な判断ができます。それは自分や家族の命を守るだけでなく、多くの人を助けることにつながるのです。(「はじめに」より)
こうした考え方に基づき、災害と防災に関する情報、命を守る知識をまとめたもの。
災害発生時に役立つさまざまな「知恵」や「工夫」を集め、わかりやすく解説している監修者は、NPO法人日本防災士機構理事。
西宮市の自宅で阪神・淡路大震災に被災したことを原体験として、防災士制度設立に参加したという実績の持ち主です。
きょうはChapter 1「地震」のなかから、会社にいるときのために憶えておきたい2つのポイントを抜き出してみたいと思います。
会社にいたら
書類やコピー機などのオフィス機器が多く煩雑なオフィスは、危険が少なくありません。それらのものが落下、転倒してきて怪我をする危険性があるわけです。
そこで、まず大切なのは体と頭を守ること。地震が起きたら窓際や書類棚から離れ、机の下にもぐり込んで身を守るべきだというわけです。
また、支給されたヘルメットがあれば即座に被り、なければパイプ椅子などで頭を守ることも大切。
ものが少ない廊下や通路に出るのもいいでしょうが、窓ガラスの近くには近づかないことが重要。
揺れがおさまったら、まず火の元の確認を。ガスの給湯器は、強い揺れを感知するとマイコンメーターが遮断されて使用不能になります。
ただし避難する際には余震に備え、ガスの元栓を閉めることをお忘れなく。
また、ガス湯沸かし器などのスイッチを切るなど、火の元の確認をすれば、二次災害となる火災を防ぐことにもつながります。
超高層ビルの30階、40階といった高層階にオフィスがある場合、急いでビルから出ようとするとついエレベーターを使いたくなるもの。
しかし、どれだけ高層であっても、階段で避難することが重要だそうです。震度5を超す大きな揺れを感知すると、エレベーターは止まってしまうからです。
備え:ロッカーに靴や上着などを置いておくと便利
なお災害に備え、会社のロッカーにスニーカーを置いておくのもいいそうです。いうまでもなく、ヒールの高い靴や革靴よりも安全で歩きやすいから。
他にも動きやすい上着、ラジオ、コンパス、リュックサックなどを入れておくこともポイント。
なおラジオは、テレビを見られない環境や、携帯電話のバッテリーが気になるときに便利。情報収集するために役立つ、優秀なアイテムであるわけです。
また、会社がオフィス外にあり、周囲が高層ビル群で道に迷いそうなときにコンパスがあれば、方向感覚を失うことなく目的地に向かうことが可能に。
そして、避難時にはリュックサックを。両手を使えるようにしておくことが重要だということです。
(46ページより)
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