2020年04月28日06時49分
自主練習をする阪神の近本。自宅でもさまざまなことを試みている＝１６日、甲子園（球団提供）
プロ野球阪神は１５日から球団施設を利用した自主練習を再開した。３月下旬に３選手の新型コロナウイルス感染が判明。チームの活動休止を余儀なくされた約３週間で、昨季盗塁王の近本光司外野手（２５）は、自宅で練習以外にもさまざまなことを試みた。
その一つとして、潜在意識に働き掛けるため、苦手だったコーヒーを飲み始めたという。心理学などで不安がなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指す「コンフォート・ゾーン」を引き合いに出し、「今まで快適に過ごせていることや、ストレスを感じることなくできていることの外側を広げようと思った」と意図を語る。
成長を図るには、コンフォート・ゾーンの外側にある「ラーニング・ゾーン（学習領域）」へ抜け出す必要がある。近本にとって、その手始めがコーヒーだった。「（プレー中の）ひらめきにつながると思った。少量を飲むようにしてから、頭もさえるようになった」。オフから食についての知見を蓄えるなど、向上心は尽きない。
ひと味違った挑戦を、２６日にツイッターで「＃近本チャレンジ」と称した。ファンもそれに反応し、新たな試みを投稿している。外出自粛が続く中、「きっと新しい自分に出会えますし、何より良いリフレッシュにもなります」などとつづった。
「楽しみが少なくなってきている。気分転換になる話題をできるだけ届けられるようにやりたい」と近本。インスタグラムにも昨年７月に生まれた長女との動画を投稿するなど、プレー以外でもファンを喜ばせるため工夫を凝らしている。 
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April 28, 2020 at 04:55AM
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阪神の近本、自宅でさまざまな試み コーヒー挑戦、ＳＮＳ活用も―プロ野球 - 時事通信ニュース
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