松永佳伸
新年度の実質的なスタートとなった3日、岐阜県内の企業でも入社式があった。ウィズコロナが進む中、マスクの着用で対応が分かれた。
岐阜市の十六銀行本店では、十六フィナンシャルグループとして初の入社式があった。新型コロナウイルスの収束の兆しを受け、新入社員108人はマスクを外して参加した。池田直樹社長は「若い力で組織に活力をもたらし、主体的に活躍してほしい」と激励した。
新入社員を代表し、奥菜々花さんが「時代の変化を乗り越え、地域とともに成長していくため、人を思いやり、寄り添う姿勢を引き継ぎ、さまざまなことにチャレンジしていきたい」とあいさつした。
大垣共立銀行本店(大垣市)ではOKBグループの入社式があり、新入社員113人がマスク姿で参加した。訓示でマスクを外した境敏幸頭取は「自分で考える力、一歩踏み出す力、チームを大切にする力を養ってほしい。時代の変化に適応し、成長してくれることを期待しています」と呼びかけた。
一方、新入社員の岩野桜子さんはマスクをつけたまま、「自分から積極的に行動し、付加価値の創造をめざして挑戦を続けていきたい」と誓いの言葉を述べた。
イビデン(同)は、3年ぶりに対面で入社式を開き、新入社員247人に辞令が交付された。青木武志社長は「社会人として責任ある言動を心がけ、事業拡大に向けて早く基礎力を上げてほしい」と述べた。訓示と宣誓の時はマスクを外す対応を取った。(松永佳伸)
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