今の時代、私たちは「承認されること」と、「自由であること」のバランスを取りづらいのかもしれません(写真:takeuchi masato/PIXTA)
「明日のプレゼンはうまくいくだろうか」「昨日はあんなことを言ってしまった」など、私たちは日々、頭の中で話をしている。
このような「頭の中のひとりごと(チャッター)」はしばしば暴走し、あなたの脳を支配し、さまざまな問題を引き起こしてしまう。
一方、この「チャッター」をコントロールすることができれば、あなたは本来持っている能力を最大限に発揮できるという。
賢い人ほど陥りがちな「考えすぎ」をやめる方法とは何か? 今回、2022年11月に日本語版が刊行された、40カ国以上で刊行の世界的ベストセラー、『Chatter(チャッター):「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』について、ジャーナリストの佐々木俊尚氏に話を聞いた。前編に引き続いてお届けする。
このような「頭の中のひとりごと(チャッター)」はしばしば暴走し、あなたの脳を支配し、さまざまな問題を引き起こしてしまう。
一方、この「チャッター」をコントロールすることができれば、あなたは本来持っている能力を最大限に発揮できるという。
賢い人ほど陥りがちな「考えすぎ」をやめる方法とは何か? 今回、2022年11月に日本語版が刊行された、40カ国以上で刊行の世界的ベストセラー、『Chatter(チャッター):「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』について、ジャーナリストの佐々木俊尚氏に話を聞いた。前編に引き続いてお届けする。
「頭の中のひとりごと」を追い出す
『Chatter(チャッター)』には、頭の中のひとりごとを抑えるための、26の方法が紹介されていますが、自然の中を歩いたり、車の運転をするのはいいと思いますね。特に運転中は、余計なことを考えないで済みます。ランニングやサウナも何も同じです。他に何もできませんから、チャッターも消えていきますね。
マインドフルネスという仏教的な視点の言葉がありますが、頭の中のひとりごとを追い出す方法の1つと言えるでしょう。
情報をたくさん集めなければ、うまく生きていけない社会になったいま、常に「情報を詰め込みたい」という欲求が高まっています。
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