記者会見は菅義偉首相の冒頭発言が終わり、記者団との質疑応答に移った。
--当初予定していなかった緊急事態宣言を3道県に適用したが、政府の見通しが甘かったのではないか。緊急事態宣言で感染拡大を抑えられない現状をどう受け止めるか。
首相「これまで政府としては、地域の感染状況を踏まえた感染防止対策を(専門家らでつくる基本的対処方針)分科会に諮問することによるとともに、そこで専門家のご意見を踏まえた上で適切に対応してきました。今朝の分科会では専門家からより強いメッセージを出すことが必要というご意見があり、そうしたご意見を尊重をし、比較的人口規模も大きく、影響が懸念されることを踏まえて緊急事態宣言の対象とする。このことの判断をいたしました」
「緊急事態宣言を発してから3週間が経過するわけでありますけど、大阪においては、新規感染者数は減少に転じております。東京においては、おおむね横ばいの状況だというふうに認識をしています。引き続き、感染拡大を食い止めるために徹底して取り組んでいきたい。このように思います。(コロナ分科会の)尾身茂会長からもよろしいですか」
尾身氏「政府とはですね、私ども専門家は、特に私の場合には西村康稔経済再生担当相と毎日のように意見交換をして危機感だとか、情報の共有をしております。もちろん、政府とわれわれ専門家の間では視点や立場も異なりますので、個別のテーマ、あるいは個別の議論については、意見が違うことも当然時々はあるわけであります。そうした中、本日、諮問を受けたわけですけど、今回、北海道、岡山、広島についてこのような提言、われわれ意見を述べさせていただいた理由はいろいろありますけど、主に4点あったと思います」
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