2021年1月21日、福岡 - エコマリンパワー株式会社(EMP社)は本日、現在進行中の製品開発プログラムの一環として、船舶やオフショア向けのゼロ排出ソリューションに船舶用コンピューターシステム「KEI-64S」を組み込むこと、また、他のシステムにもKEI-64Sのシステム構築を活用することを発表しました。これらのソリューションには、特許取得済みのEnergySail®、Aquarius マリンソーラーパワー、Aquarius 船舶用再生可能エネルギー (MRE)が含まれます。
KEI-64Sは、強靭で最高55℃でも作動するように設計された多機能コンピューターシステムです。1.33GHzデュアル・コア・プロセッサーを搭載し、NMEA、MODBUS、USB2.0、RS-232Cを含む多数の通信プロトコルをサポートするインターフェースユニットを備えています。イーサネットポートを介して船内LANへの接続も可能です。
大阪の株式会社ケーイーアイシステムの協力により、この新しいコンピューターはEnergySail自動制御システム (ACS) の核となる構成要素となります。この制御システムは、各EnergySailが気象条件に合わせた位置に配置され、必要に応じて下降・収納されるように自動で管理し、各セイルを最適化して、ゼロ排出の推進力と動力を提供することを可能にします。
さらに、KEI-64SはAquarius 管理&自動化システム (MAS)のメインプロセッサーとして、KEI-3240コンピューターに取って代わることになります。Aquarius MASは、監視、アラーム処理、データログの費用対効果の高いプラットフォームで、幅広い船舶に適しています。このシステムはリアルタイムで燃料消費量を監視および記録し、排出量(SOX、NOX、CO2)を計算すること ができます。また、EMP社の船舶用ソーラーパワーソリューションの管理システムとして、データロガーとして、さらにバッテリー管理システム(BMS)の一部としても使用されます。
EMP社初のKEI-64Sベースのシステムは今年中に導入される予定で、EMP社が開発した全てのソリューションのコンピューターシステムの標準となる予定です。
エコマリンパワー株式会社について
エコマリンパワー株式会社(EMP)は、国際性に焦点をあてたテクノロジー企業で、旅客フェリーや調査船、オイルタンカー、貨物船などの船舶用に、再生可能エネルギーを基にした燃料節約と排ガス低減ソリューションを開発しています。これらテクノロジーには、EnergySail®(特許取得済)や Aquarius MAS、Aquarius MRE®(特許取得済)があります。
エコマリンパワー社についての詳しい情報は www.ecomarinepower.comをご覧ください。
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