コンピューターゲームの腕を競う「eスポーツ」を通じて、難病を患う重度障害者の社会参加や就労に向けた技術習得を目指すチーム「eスポーツ部」が県内で発足した。障害者でも操作できるコンピューターを利用して技術を高めながら、健常者も参加できるeスポーツの大会に出場して交流を深める。
チームは、高齢者や障害者へのeスポーツの普及事業に取り組むハッピーブレイン(合志市)などが10月28日につくった。部員は10人で、障害の有無にかかわらず誰でも参加できる。
同社は県の委託を受けたモデル事業として支援しており、障害者がパソコンをスムーズに操作できる機器やプログラミングを学習するカリキュラムを提供している。AKKODiSコンサルティング(東京)、UDe―スポーツ協会(合志市)が協力している。
大会は、ハッピーブレインが毎月開催している。一緒にゲームをして遊ぶことで、健常者に障害への理解を深めてもらい、障害者には、チームや事業に関心を持ってもらう狙いもあるという。
チーム開設と合わせ、部員たちは10月28日に合志市であった大会に出場した。地元の小中学生らと、4人1組で争う対戦ゲームをプレーした。部長でお笑い芸人のあそどっぐ(本名・阿曽太一)さんは、口とわずかに動く指、視線で巧みにキャラクターを操作した。
ハッピーブレインの池田竜太代表は「ゲームでは、障害の有無は関係ない。eスポーツで障害者と様々な人が交流できる場を作りたい」と話した。チームへの問い合わせは同社( 096・344・0007 )へ。
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