インターネット掲示板2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さん(46)が24日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「適正な賃金」について「居酒屋の店員を年収1000万円で募集したらすぐに埋まりますよ」などと私見をつづった。
ひろゆきさんの投稿のきっかけになったのは。23日に日本経済新聞が「外国人材、もう安く雇えない 実習生賃金10年で4割増」のタイトルで、技能実習生の賃金が高卒初任給に肉薄している現状などを報じた。
この記事についてX上で「これ、勘違いしてる人も多いけど、日本の中小企業や農水産業者は、安く雇えるから外国人実習生を雇っているのではなく、適正な賃金を支払っても日本人はキツい仕事をやりたがらないから、外国人に頼らざるを得ないってこと。たぶん、今後はもっと給料が上がるけど、それでも日本人は応募しない」と投稿された声に、ひろゆきさんは反応。
この記事についてX上で「これ、勘違いしてる人も多いけど、日本の中小企業や農水産業者は、安く雇えるから外国人実習生を雇っているのではなく、適正な賃金を支払っても日本人はキツい仕事をやりたがらないから、外国人に頼らざるを得ないってこと。たぶん、今後はもっと給料が上がるけど、それでも日本人は応募しない」と投稿された声に、ひろゆきさんは反応。
「『適正な賃金で日本人の応募がない』というのは日本語の使い方が間違ってます」と指摘したうえで「労働者と経営者が合意できる金額が適正な賃金です。労働者が応募しない不適正な賃金を『俺の考える適正な賃金』と言い張ってるだけです。居酒屋の店員を年収1000万円で募集したらすぐに埋まりますよ」と持論を展開した。
フォロワーからは「ほんとうにそのとおり。きつい仕事ほど賃金が安かったりします」「割にあっていれば応募は増えますよね」「はげしく同意!」「経営者って労働者を低賃金で働かせることしか考えてないのでは…」「インフレのなかで人不足はやばいです」「年収1000万は魅力」「給料や賃金だけで雇用がうまるものではないです。特にキツイとされる仕事に対する意識や価値観は、賃金だけで決まるものではありません」「ホールのスタッフなら、1000万円で人を雇うよりガストにいる配膳するロボットくんを雇ったほうがよさげ」など、さまざまな声が飛びかった。
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