Gクラス、まさかの空力アップデート
メルセデス・ベンツは2024年、Gクラスの改良新型を発表する見込みだ。従来のスタイルを維持しつつ、エアロダイナミクスに配慮したボディ形状を採用するという。
現在、GクラスのEV版としてEQGの開発が進められているが、オフローダーとしての無骨なスタイリングを引き継ぎながらも、可能な限り高効率を実現するためにボディにさまざまな改良が施される予定だ。
Gクラスの事業部門責任者であるエメリッヒ・シラー氏によると、こうしたボディ変更は内燃エンジン車の改良新型にも引き継がれるという。改良新型GクラスとEQGの登場はほぼ同時期とされる。
「EVでは、エアロダイナミクスは非常に大きな課題です。EQGで最初に取り組んだのは、クルマのデザインはそのままに、エアロダイナミクスを可能な限り改善することでした」
「細部ではいろいろなことを変えています。ほとんどのお客様は、クルマの前に立っても気づかないかもしれませんが、この変更によってエアロダイナミクスは劇的に改善されました」
「形状を変えずにエアロダイナミクスを改善し、EVで学んだことを内燃エンジン車に反映させます。そのため、来年フェイスリフト(改良)が行われるときには、燃費が大幅に改善されるでしょう」
シラー氏はEQGについて、こう語っている。「ほぼ同じクルマになります。EVではなく、あくまでGクラスであり、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、EVのいずれかを選ぶことができるのです」
画像 メルセデスが世界に誇るオフローダー、まもなく改良へ【GクラスとEQGのプロトタイプを写真で比較】 全29枚
からの記事と詳細 ( メルセデス・ベンツGクラス 空力に大幅な改善 「細部」にさまざまな変更、燃費向上へ - http://www.autocar.jp/ )
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