キャンプなどで使われるアウトドアグッズの中には、防災で活躍するアイテムが多数あります。地震や水害といった災害が多い日本では、非常時に備えた準備が欠かせません。そこで本記事では、災害時にあると安心なアウトドアグッズを紹介します。
災害時に使えるアウトドアグッズ
災害が発生した直後は、電気やガスなどのさまざまなものが使用できなくなることでしょう。そこでまずは、災害直後やライフラインが復旧するまでの間に活躍するアウトドアグッズを紹介します。
ランタン
停電が起こりやすい災害時には、ランタンがあると便利です。LEDのライトは長持ちしやすく、電池があれば特別な燃料は必要ありません。ガソリンやLPガス、灯油などを使用するランタンは周りを明るくするだけでなく、防寒対策にもなります。状況に合わせて、自分に合ったランタンを探してみましょう。
ウォータータンク
災害で断水してしまった場合、配られた水を容器で保管する必要があります。そんなときに役立つのが、ウォータータンクです。持ち運びやすさを重視して、コンパクトで軽量なものを選ぶのがおすすめです。また、コックがついているものなら水を注ぎやすく、量を調節できます。
カセットコンロ・バーナー
カセットコンロやバーナーは、飲み物や食べ物を温める際に使用します。キャンプ用のバーナーやカセットコンロは、屋外で調理しやすいようにデザインされています。自宅の外へ避難することになった際も、カセットコンロやバーナーがあれば便利です。
モバイルバッテリー
災害時は停電しやすいため、電力を確保できるモバイルバッテリーがあると安心です。避難生活が長引く可能性を考え、容量が大きめなものを準備しておくと良いでしょう。非常時に備え、こまめに充電しておくことも大切です。
簡易トイレ
非常時にはライフラインが止まってしまい、トイレが使えなくなる恐れがあります。建設トイレは生きていくうえで欠かせないもののため、非常時に備えて簡易トイレを準備しておきましょう。
簡易トイレは最低3日分、できれば1週間分の量を備蓄しておくと安心です。自身や家族が1日に何回トイレを利用しているのか、把握しておくと良いでしょう。
クッカー
キャンプ用のクッカーとは、フライパンやお鍋の代わりになる調理器具です。クッカーが1つあれば、食材を炒めたりお湯を沸かしたりとさまざまな用途で使用できます。コンパクトに折りたためるものが多いため、持ち歩きやすいのも嬉しいポイントです。
クーラーボックス
クーラーボックスは、食料や飲み物を保冷・保管する際に便利な道具です。キャスター付きのクーラーボックスなら、自宅から避難所へ移動する際の負担も軽減できます。コンパクトに収納できるものや、軽量タイプのものなどさまざまな種類があるため、使用するシーンを想定しながら商品を選んでみてください。
避難所での生活に便利なアウトドアグッズ
災害の状況によっては、避難所で生活することになります。避難所ではライフラインだけでなく、大勢の人と生活する不便さを考慮しなくてはなりません。ここからは、避難所での生活で活躍するアウトドアグッズを紹介します。
リュック
リュックは、飲食物や日用品など非常時に必要な道具が入った防災リュックとなります。一般的なリュックよりもフィット感が高く、持ち運びやすいのが特徴です。また、バッグとは異なり両手が空くため、小さなお子様と避難しなくてはいけないときにも便利です。撥水性が高いもの、肩ベルトが太めなものなど商品によって機能が異なるため、自分に合ったリュックを探してみてください。
ワゴン
ワゴンは、荷物を乗せて移動する際に役立ちます。耐荷重が100kgを超えるものもあるため、小さなお子様を乗せて移動することも可能です。自宅から避難所への移動や、避難先で場所を移動する際に役立つ道具です。
キャンピングマット
避難所での生活には、キャンピングマットがあると便利です。避難先の体育館や公民館などでは、床の上に座ったり寝たりすることになります。厚みのあるキャンピングマットがあれば、床に直接座るよりも体への負担を軽減でき、避難所での生活が快適になるでしょう。また、冬場は床が冷たいため、マットを敷くことで冷え対策もできます。
寝袋
たくさんの人が集まる避難所では、布団や毛布が足りなくなる恐れがあります。そんなときに寝袋があれば、しっかりと睡眠を取れるでしょう。2人で添い寝できるタイプや、全身をすっぽり包んでくれるものなど、さまざまな種類があります。
テント
避難所では知らない人と共同生活を送らなくてはいけないため、プライベートの確保が難しくなります。そこでおすすめなのが、テントです。テントがあれば周りと空間を仕切れるため、プライベートな場所ができて安心できます。避難所でのスペースは限られているため、コンパクトなサイズのものが良いでしょう。
インナーシュラフ
寒い時期の災害時に役立つのが、インナーシュラフというアウトドアグッズです。寝袋の中にインナーシュラフを敷くことで、寝具が肌に触れるのを防いで体を保温します。広げれば毛布や膝掛けにもなるため、避難所での生活が快適になります。
ストーブ
避難先の体育館にはエアコンが設置されていないことが多く、寒さを凌ぐのが大変です。そんなときにストーブがあれば、いつでも暖を取れます。ポータブル仕様のものを選べば、簡単に持ち運びできます。
災害時に備えて備蓄しておきたいアイテム
キャンプで使うアウトドアグッズの他にも、災害時のために準備しておくと便利な道具があります。最後に、おすすめの備蓄アイテムを紹介します。
新聞紙
災害時に備えて、新聞紙を数枚準備しておくのがおすすめです。新聞紙は高い保温断熱効果を持っており、軽く丸めた新聞紙を寝袋に入れることで中が暖かくなります。
アルミホイル
アルミホイルは、丸めてタワシのようにして食器を洗ったり、何枚か重ねてお皿の代わりにしたりと、さまざまな用途で使用可能です。アルミホイルが1枚あれば、避難所での生活が一気に楽になります。
ラップ
ラップも、さまざまな用途で使えるキッチンツールです。おむつや生ごみなどの臭いが気になるものを包んだり、手袋の代わりにしたりと、使い道が豊富にあります。食器にラップを巻いて使用すれば食器が汚れないため、洗い物を減らすことも可能です。
空き缶
空き缶は、熱機器の代用品として使用できるアイテムです。空き缶を使えば、簡単なランプやストーブなどを作れます。ランプやストーブを準備できていない場合は、空き缶を数個準備しておきましょう。
まとめ
アウトドアグッズの中には、非常時や避難所での生活を快適にしてくれるアイテムが多数あります。日本は自然災害が多い国のため、災害時に対応できるようきちんと準備をしておくことが大切です。今回紹介したおすすめのグッズを参考に、災害時への準備を進めましょう。
著者 yesk1214
九州在住の20代女性です。文章を書くことで誰かの役に立ちたいと考え、記事のライティングを始めました。現在はコスメや恋愛心理、食品関連の記事を中心に、執筆活動を行っています。
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