Pages

Monday, January 23, 2023

<最新比較>おすすめリーガルテックサービス17選! - テレ東プラス

mungkinbelum.blogspot.com

近年、デジタル改革関連法の施行などにより法改正が進み、以前に比べ電子化できる法的業務も増えています。
リーガルテックサービスは、IT技術を活用し、法律に関する業務の効率化と生産性の向上を支援するためのものです。

この記事では、おすすめのリーガルテックサービス17選の紹介と、サービスの選び方やメリット・デメリットなどを詳しく解説します。

リーガルテックサービスとは?


legaltec_20230120_01.jpg画像出典元:O-DAN

リーガルテックサービスとは、企業における法的業務の利便性向上を目的とした、ITサービスです。

リーガルテックサービスは、契約書作成など法的効力のある業務を効率化できる他、リスク回避などにも有効です。

◆ リーガルテックサービスの主な種類

リーガルテックサービスは、大きく「電子契約」「契約書管理」「AI契約書レビュー支援」の3種類に分けられます。

電子契約

契約の締結をクラウド上で行えるサービスです。

契約書の作成から送付、管理などを一元化できるので、印刷や押印、印紙の貼り付け、郵送などの手間とコストがかかりません。
遠方の商談であってもスピーディに進められます。

<最新比較>特におすすめの電子契約サービス10選!失敗しない選び方とは

◆ 契約書管理

契約書をはじめ、業務で取り扱うさまざまな書類をデータ化し、サーバー上で一括管理するサービスです。

書類はすべてデータとして管理されるため、原本の紛失リスクが軽減される他、必要な書類をすばやく検索して閲覧できるようになります。

<最新比較>おすすめの契約書管理システム14選!

AI契約書レビュー支援

契約書の内容をAIがチェックし、条項についてのリスク判定や、修正・追記が必要な場合の具体的な提案を行うサービスです。

契約書の内容を精査するには多くの手間や時間がかかる他、法的な知識も必要なため、業務の属人化が企業の課題でした。
AI契約書レビュー支援であればこの課題を解消し、スムーズかつ的確な契約締結を実現させることが可能です。

<最新比較>おすすめAI契約書レビュー支援サービス8選!

【契約締結】電子契約サービスおすすめ5選


1. クラウドサイン

legaltec_20230120_02.jpg画像出典元:「クラウドサイン」公式HP

【特徴】
・国内シェアNo.1。導入社数130万以上、累計送信件数1,000万件を超える
・メールアドレス認証で取引先も使いやすい
・納品書・検収書・請求書・領収書など、契約書以外のさまざまな書類にも対応可能

【解説】
「クラウドサイン」は、紙と印鑑を使う従来の契約作業をすべてオンライン上で完結させる、クラウド型の電子契約サービスです。
契約締結から契約書の管理までワンストップでできる他、100以上の外部サービスとも連携できるので、契約業務の効率化が可能。

シンプルなUIでITに不慣れな人でも使いやすく、各種認証制度をクリアした万全なセキュリティ体制なので安心して導入できます。
導入検討時から導入後の運用まで支援する手厚いサポート体制も、クラウドサインの特徴と言えるでしょう。
一方で、書類としてアップロードできる形式は、PDFのみと制限されている点は注意しましょう!

【料金プラン】
▶初期費用:無料
▶月額利用料(税込)
・Light:11,000円
・Corporate:30,800円
・Enterprise:要問い合わせ
▶送信料(税込):220円/件
▶無料トライアル:なし(無料プラン(Free Plan)あり)
Free Plan:利用件数や人数などに制限があるため、詳細は各自お問い合わせください。

クラウドサイン 含むサービスの資料はこちら(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

2. ContractS CLM

legaltec_20230120_03.jpg画像出典元:「ContractS CLM」公式HP

【特徴】
・契約プロセスをワンプラットフォームで一元管理
・契約のワークフローを自社に合わせて設定できる
・アクセス権限の設計が可能。適切な秘匿情報管理でリスクの回避ができる

【解説】
「ContractS CLM」は電子契約と契約書管理を兼ね備えたシステムで、AIレビューツール「GVA assist」と連携させることで「ContractS CLM」上で契約書のレビューまでも可能

契約に関するあらゆる業務が1つのプラットフォームに集約されています。
契約書は、Word、PDF、HTMLの形式でテンプレート化できるほか、編集にはそのままWordが使えるのも便利だと好評。
しかし、テンプレート作成において、すこし難しさを感じる印象があります。
初心者の場合は、使いこなすまでに時間がかかるかもしれません。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ(参考:20万円程度)
▶月額利用料:要問い合わせ(参考:10万~20万円程度)
※上の参考価格については、今回の調査で利用企業にヒアリングした結果です。詳細については直接お問い合わせください。
▶無料トライアル:あり(期間は要問い合わせ)

3. freeeサイン

legaltec_20230120_04.jpg画像出典元:「freeeサイン」公式HP

【特徴】
・契約書の作成から締結、管理までワンストップで完結
・弁護士が監修した電子契約システムなので、安心して利用できる
・専任担当者による手厚いサポート体制。取引先からの質問にも対応してもらえる

【解説】
「freeeサイン」も契約書管理に対応した電子契約サービス。
文書作成にはWordの他、Googleドキュメントが利用でき、作成した文書はひな型として登録しておくことも可能です。

締結した契約書はもちろん、過去の文書もPDF形式にて一括管理ができるので、検索や有効期限の確認も素早く簡単におこなえます。
承認やワークフローを柔軟に設定できるので、組織におけるガバナンスの強化が図れます。
ただし、送信費が発生しないのは電子サインの場合です。
電子署名で送信する場合には220円/通かかる点には注意が必要です。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料(税込)
・無料プラン:0円/1アカウント
・Light:5,478円/1アカウント
・Light Plus:21,780円/6アカウント
・Pro:55,000円~/アカウント数は要相談
・Pro Plus:132,000円~/アカウント数は要相談
▶送信料(税込)
・電子サイン:0円/通
・電子署名:220円/通
▶無料トライアル:無料プランあり。「freeeサイン for Salesforce」は14日間の無料トライアルあり。

freeeサイン 含むサービスの資料はこちら(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

4. ジンジャーサイン

legaltec_20230120_05.jpg画像出典元:「jinjerサイン」公式HP

【特徴】
・電子契約システムとして必要な機能はすべて搭載
・契約書の作成は基本的にドラッグ&ドロップで可能。初心者でも使いやすい
・導入前のシステム設計から導入後の操作・運用方法まで支援する、充実したサポート体制

【解説】
「jinjerサイン」の特色は3パターンの署名方法を選べること。
契約書の種類や取引先に合わせて使い分けることが可能です。
また契約書の他に、納品書、検収書、雇用契約書、秘密保持契約書、組織の誓約書など、さまざまな文書に対応。
簡易な契約締結の際は「認証のみ」か「タイムスタンプのみ」を、信頼度を高めたい契約には「電子署名」を選択することで柔軟に運用できます。
相手先企業がjinjerサインを導入していなくても、電子契約の締結ができる点や、紙の契約書を取り込んで一緒に管理できる点も便利です。
契約書をアップロードできるファイル形式がPDFのみなので、その点は事前に把握しておきましょう。

【料金プラン】
▶初期費用(税込)
ライト:55,000円
ライトプラス:110,000円
ベーシック:275,000円
▶月額利用料(税込)
ライト:11,000円
ライトプラス:30,800円
ベーシック:55,000円
▶送信料(税込)
・電子サイン(認証のみ):無料
・電子サイン(タイムスタンプ):33円/通
・電子署名:220円/通
▶無料トライアル:2週間

jinjerサイン 含むサービスの資料はこちら(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

5. DX-Sign

legaltec_20230120_06.jpg画像出典元:「DX-Sign」公式HP

【特徴】
・契約締結と書類管理の効率化にこだわった、シンプルで使いやすい電子契約システム
・手厚い伴走型サポートが受けられる

【解説】
「DX-Sign」は、電子契約に必要な機能を最低限にしぼったシンプル設計となっているため、使いやすく低コストでの利用が可能です。
管理画面も直感的に操作できるシンプルなデザインなので、ITリテラシーに自信のない方でも安心して扱えます。
機能はシンプルとはいえ、通信の暗号化や保存ファイルの暗号処理、ファイアウォール、自動バックアップなどセキュリティ対策も万全です。
ただし、外部ツールとの連携は、Enterpriseプランのみになります。

【料金プラン】
▶初期費用:無料
▶月額利用料(税込)
・Free:0円
・Normal:8,800円
・Enterprise:55,000円~(税込)
▶送信料(税込)
・電子サイン:無料
・タイムスタンプのみ:33円/通
・電子署名:220円/通
▶無料トライアル:2ヵ月

DX-Sign 含むサービスの資料はこちら(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

6. マネーフォワード クラウド契約

legaltec_20230120_07.jpg画像出典元:「マネーフォワード クラウド契約」公式HP

【特徴】
・ワークフロー申請から契約締結、保管、管理まで一気通貫で行える
・紙の契約書・電子契約書、どちらもワークフローにのせてまとめて一元管理
・契約期限の更新や終了を知らせるアラート通知で、適切な契約期限の管理ができる

【解説】
「マネーフォワード クラウド契約」は、社内における押印申請から相手方との電子契約締結まで一気通貫で行うことができます。
電子契約書に限らず、紙の契約書もまとめて決裁のワークフローを利用できるので、管理業務の負担軽減に有効です。
情報の閲覧権限も契約書類ごとに設定できるので、セキュリティリスクを考慮した適切な情報管理が可能。
申請項目に対し「表示・非表示」と「必須・任意」を設定することはできますが、追加などはできません。

【料金プラン】
マネーフォワードクラウド契約は、「個人向け」と「法人向け」の2種類があります。
送信料の設定はありません。
━ 個人向け ━
▶初期費用:0円
▶月額利用料(年額プランでの月あたり料金・税込)
・パーソナルミニ:880円~
・パーソナル:1,078円~
・パーソナルプラス:3,278円~
━ 法人向け ━
▶初期費用:0円
▶月額利用料(年額プランでの月あたり料金・税込)
・スモールビジネス:3,278円~
・ビジネス:5,478円~
▶無料トライアル:1ヵ月

マネーフォワード クラウド契約 含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

7. 電子印鑑GMOサイン

legaltec_20230120_08.jpg画像出典元:「電子印鑑GMOサイン」公式HP

【特徴】
・2種類の署名方法「立会人型」「当事者型」に対応
・導入企業数140万社以上。国内電子契約サービスにおいてトップクラスの導入実績を誇る
・電話サポートや有人チャットなどによる充実したサポート体制

【解説】
「電子印鑑GMOサイン」は、紙と押印を使用せず、電子文書と電子署名で契約締結が行えるクラウド型の電子契約サービスです。
業務委託や雇用契約など、1つの契約書を複数人に一括送信することが可能で、最大1,500人まで送ることができます。
閲覧制限や権限管理など、権限管理も細かく設定することができるなど、ガバナンス強化に有効な機能も標準搭載されているのもポイントです。
紙文書のスキャンや文書情報の入力をおこなう「PDF化代行サービス」もあるので、すでに紙の契約書が大量にあってもデータ化してもらえます。(有料サービス)
サービス画面のデザイン(UI)が、少々見にくく分かりづらい部分があるようなので、導入前に確認しておくと良いでしょう。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料(税込)
お試しフリープラン:0円
契約印&実印プラン(立会人型&当事者型):9,680円
▶送信料(税込)
・契約印タイプ(立会人型):110円/件
・実印タイプ(当事者型):330円/件
▶無料トライアル:フリープランあり

電子印鑑GMOサイン 含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

契約書管理サービスおすすめ7選


1. LegalForceキャビネ

legaltec_20230120_09.jpg画像出典元:「LegalForceキャビネ」公式HP

【特徴】
・AIを搭載した契約管理システム
・契約期限の自動リマインドなど、リスク検出に有効な機能が豊富
・英文の契約書も同様に、テキストデータ化、情報抽出、台帳自動作成などができる

【解説】
「LegalForceキャビネ」は、締結後の契約書を適切かつ効率的に管理するためのAI契約管理システムです。
PDF化した紙の契約書をアップロードするだけで、AIが全文をテキストデータ化。
自動で契約情報を抽出し、登録までしてくれるので、契約管理台帳への登録作業が省け、記入ミスを防止することも可能です。
契約書の閲覧権限を、所属組織やユーザーごとなど細かく設定できるので、全社運用が可能です。
更新や終了など契約期限を自動計算し、メールでリマインドするので不要な更新などが防げるなど、適切に契約管理が行えます。
料金体系が一切公開されていないため、問い合わせの必要があります。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ(参考:オーダーメイドプランで75,000円)
※上の参考価格については、今回の調査で利用企業にヒアリングした結果です。詳細については直接お問い合わせください。
▶無料トライアル:なし

LegalForceキャビネ 含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

2. OPTiM Contract

legaltec_20230120_10.jpg画像出典元:「OPTiM Contract」公式HP

【特徴】
・幅広い契約書書式の管理に対応
・AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーとして名高い「OPTiM」が提供する信頼性の高いサービス
・契約書の管理台帳をAIが自動作成
・契約の終了日が近づくとメールで通知してくれる機能も搭載

【解説】
「OPTiM Contract」は、AIを活用し、契約書管理の効率化を実現させる、クラウド型の契約書管理サービスです。
締結した契約書をWordかPDFでアップロードすると、「タイトル」「企業名」「契約締結日」「契約終了日」などの情報をAIが解析し抽出します。
抽出された情報は、管理台帳へ自動で反映されるので、入力作業などの工数を大幅に削減することが可能です。
OCR機能が搭載され、紙の契約書もスキャンでAI解析ができます。
スキャン時に傾いてしまった斜め掛けの契約書や、手書き・ゴム印が混在している契約書も読み取り可能です。
契約書の検索機能が充実しているのもポイント。
タイトルや企業名、担当者名、任意で付与したタグの他、契約書の内容や条文を対象とした全文検索もできるので、欲しい情報を簡単に見つけることができます。
なお、導入時に既存の契約書を一括アップロードが必要な場合は、1ファイルあたり別途200円(税抜)のオプション費用が必要です。
利用は1,000ファイル単位からの受け付けとなるため、契約書の数が多い場合はコストもあがります。

【料金プラン】
▶初期費用:無料
▶月額利用料(税込)
━2022年12月末まで ━
・エントリー:5,478円
・スタンダード:32,780円
━ 2023年1月から━
・スターター:10,978円
・ビジネス:54,780円
▶無料トライアル:6ヵ月

OPTiM Contract 含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

3. CLOUD CABINET

legaltec_20230120_11.jpg画像出典元:「CLOUD CABINET」公式HP

【特徴】
・紙文書と電子文書を一元管理でき、1つの画面で簡単に状況を把握することができる
・社内のキャビネットを減らし、スムーズな閲覧を可能とする

【解説】
「CLOUD CABINET」は寺田倉庫株式会社が提供するサービスで、書面契約書と電子契約書どちらもクラウド上で一括管理できる文書管理システムです。
倉庫会社として創業70年のノウハウを活かし、紙の契約書は倉庫で保管し、必要な時に必要な書類をスキャンして電子化するというもの。
電子化する必要のない書類に関しては、あえて電子化しないという選択ができるようになっています。
倉庫での管理状況に加え、PDF(電子化)の有無や期限を管理画面にて簡単に把握することができるので便利です。
預けた書類のスキャン依頼はリモートでおこなえ、最短3時間でシステム上で閲覧できる状態になります。
「電子印鑑GMOサイン」「クラウドサイン」などとも連携でき、紙書類が多い企業が電子契約に切り替えていくうえで最適なサービスです。
ただし、2022年の冬からサービス開始予定ということで、実際の使い勝手などに関しては未知数な部分が多いです。

【料金プラン】
詳細についてはお問い合わせが必要です。

CLOUD CABINET 含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

4. MyQuickクラウド

legaltec_20230120_12.jpg画像出典元:「MyQuickクラウド」公式HP

【特徴】
全文検索や項目検察など検索機能が豊富
・電子契約サービス「クラウドサイン」「DocuSign」「GMOサイン」との連携が可能。MyQuickで電子契約も
・クラウド版とオンプレミス版の2つから選べる

【解説】
「MyQuickクラウド」は、 ユーザー数無制限で月額22,000円からと低コストで導入できる契約書管理システムです。
情報システムにあまり詳しくない人でも抵抗なく操作できるよう、使いやすさにこだわったデザイン設計となっています。
利用ユーザー数に制限がないため、社内他部門との連携も、コストを気にすることなくスムーズに行うことができます。
更新漏れなどを防ぐアラート機能では、さまざまな条件設定ができる他、「作成から14日間が経過+承認日が未入力」といった複雑な条件設定も可能です。
利用ユーザー数に制限はありませんが、同時アクセス数は最大で4〜8人までと制限されています。

【料金プラン】
▶初期費用(税込)
・スタータープラン:0円
・スタンダードプラン:330.000円
・プレミアムプラン:要問い合わせ
・MyQuickオンプレミス:660,000円(別途見積もり)
▶月額利用料(税込)
・スタータープラン:22,000円
・スタンダードプラン:77,000円
・プレミアムプラン:要問い合わせ
・MyQuickオンプレミス:165,000円~
▶無料トライアル:あり(条件や期間は要問い合わせ)

MyQuickクラウド 含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

5. リーガレッジ

legaltec_20230120_13.jpg画像出典元:「リーガレッジ」公式HP

【特徴】
・契約書の登録から管理、ドキュメンテーションまで一気通貫で行える
・Wordアドインに対応。Wordから契約書情報へのアクセス他、契約書式の修正も可能
・通信内容とクラウド上のデータはすべて暗号化。データはAWSで保管するなど高いセキュリティ体制で安心

【解説】
「リーガレッジ」は、契約情報の「管理と活用」をシームレスに連携させ、契約業務の効率化を実現するクラウド型の契約書管理システムです。
契約書のファイルをドラッグ&ドロップするだけで、タイトルや締結日などの情報を自動で解析・抽出し、契約書の条文をデータ化します。
締結済みの契約書から、参考にしたい条文を簡単に検索できるので、新たに契約書を作成する際もスムーズ。
また、Wordアドインが提供されているので、使い慣れたWord上でリーガレッジの機能が利用できるのもポイントです。
契約終了日の近づいた契約書について、1ヵ月単位で6ヵ月までアラートを設定できるので、更新漏れなどの心配がありません。
なお契約書情報の抽出精度に関して、高精度の場合もあれば、低い場合もあるため、抽出後の確認は必要となるでしょう。

【料金プラン】
詳細についてはお問い合わせが必要です。

リーガレッジ 含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

6. Hubble

legaltec_20230120_14.jpg画像出典元:「Hubble」公式HP

【特徴】
全文検索・条項検索・コメント検索・取引先検索など、さまざまな条件で検索可能
・こまやかに閲覧権限の設定がおこなえるので安心
・外部サービスとの豊富な連携機能(クラウドサイン・GMOサイン・DocuSign・ジョブカン・Slack・Microsoft Teams・Chatwork・Gmailなど)

【解説】
「Hubble」は、契約書の作成から管理に至るまでの法務ドキュメント業務を効率化する、クラウド型の契約書管理サービスです。
電子契約やAIレビューとも併用可能。
外部サービスとの豊富な連携により、契約書のバージョン管理や差分チェックなど、契約業務の大幅な効率化が期待できます。
文書作成では、普段使い慣れているWordやGoogleドキュメントがそのまま利用できるのも嬉しいポイントです。
個人差はありますが、システムの動作に少々重たさを感じる場合があります。
Hubbleでは、全機能が試せる無料トライアルが用意されているので、使い心地など実際に体験してみると良いでしょう。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料(税表記なし)
・Free plan:0円 ※機能制限あり
・Starter:30,000円 ※2022年12月31日まで
・Light:100,000円
・Growth:140,000円
・Enterprise:要問い合わせ
▶無料トライアル:あり(期間は要問い合わせ)

Hubble含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

7. ConPass

legaltec_20230120_15.jpg画像出典元:「ConPass」公式HP

【特徴】
・文書管理や情報セキュリティ領域において、50年以上の支援実績
・契約書の期限を知らせるアラート機能など、契約更新漏れなどリスク管理の強化が可能
・「Adobe Acrobat Sign」を別途の月額料金なしで1締結単位ごとの課金で利用できる

【解説】
「ConPass」は、契約業務を効率化させる機能がパッケージとなって提供されている、クラウド型の契約書管理サービスです。
紙の契約書・電子契約書、どちらの契約形態にも対応し、すべてクラウド上で一元管理できるので便利です。
AIによる管理項目の自動排出機能により、契約書をアップロードするだけで社名や契約期限など管理項目を自動で入力してくれます。
管理画面がとてもシンプルで扱いやすいUI設計となっているため、初めてでも直感的に操作することが可能です。
システムの最適な活用方法からワークフロー設定、導入後の社内定着に至るまで、契約書管理のプロによる手厚いサポートも付いています。

【料金プラン】
詳細についてはお問い合わせが必要です。

ConPass含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

AI契約書レビュー支援サービスおすすめ3選


1. LegalForce

legaltec_20230120_16.jpg画像出典元:「LegalForce」公式HP

【特徴】
・最先端のAI技術に加え、弁護士監修の高品質な契約書レビューが可能
・約50種類の契約類型に対応
・Wordと連携しているため、普段の作業環境を変えずに契約書の修正作業ができる

【解説】
「LegalForce」は、契約書レビューの品質向上と審査業務の効率化を実現する、AI契約審査プラットフォームです。
自然言語処理などを用いた最先端のAI技術と弁護士の法務知見を組み合わせ、契約書に潜む契約リスクや条項の抜け漏れを洗い出します。
過去にアップロードした契約書に加え、弁護士監修のひな型700点以上の内容から条文ごとに検索することが可能。
そのため、契約書を新たに作成する際など、参考にしたい契約書を瞬時に見つけ出すことができます。
締結までの交渉過程や修正など、あらゆるナレッジを蓄積し、共有することができるので、契約審査業務の属人化が防げるでしょう。
LegalForceは、さまざまな企業や法律事務所に活用されており、これまで2,500社以上の導入実績を誇る信頼性の高いシステムです。
しかしながら、料金体系が一切公開されていないため、コストに関して不明瞭な部分があります。

【料金プラン】
詳細についてはお問い合わせが必要です。

LegalForce含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

2. LAWGUE

legaltec_20230120_17.jpg画像出典元:「LAWGUE」公式HP

【特徴】
・契約書以外にも、さまざまな文書に対応している
・特許技術のAI搭載で、文書内容のリスク検知や欠落条項の自動検出が可能

【解説】
「LAWGUE」は特許技術の独自AIによるサポートで文書の作成や検索、レビューを効率化する、AI契約書レビューサービスです。
契約書をはじめ、規程類や仕様書、その他特許文書やIR文書、議事録、プレスリリースの文案作成など、多様な文書に対応しています。
過去の契約書や参考にしたい条文も、キーワード検索をはじめ、類似した文書をAIがサジェストするなど、さまざまな検索が可能です。
同社の特許技術により、欠落した条項をAIが指摘してくれるので、いち早く間違いに気づけます。
Word上で編集できる「Wordアドイン」、インデントや条番号のずれを自動で補正する「自動体制補正(特許技術)」など、編集機能も充実しています。
クラウド上で編集できるので、複数人が同時に編集できるのも嬉しいポイントです。
一方で、高性能かつ多機能であるため、使い慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:あり(期間は要問い合わせ)

LAWGUE含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

3. GVA assist

legaltec_20230120_18.jpg画像出典元:「GVA assist」公式HP

【特徴】
・弁護士監修のひな型450種類以上
・レビューに使える契約書は250種類以上
・スタートアップから上場企業、法律事務所など、累計400社以上の導入実績
・導入コンサルタントとカスタマーサクセスチームによる充実したサポート体制で安心

【解説】
「GVA assist」は、3つの観点「リスク単語・不足単語・不足条文」から、契約書に潜むリスクを瞬時に検知するため、読み返す負担を軽減できます。

推奨条文と複数のオプション条文によって、取引先に拒まれた場合でも現実的な修正が可能です。
条文修正時、弁護士監修のチェックポイントと解説がきちんと提示されるので、納得できる修正が行えます。
表記ゆれの修正や条番号の削除・追加をワンクリックでおこなえるので、契約書を仕上げる際の負担を大幅に減らすことができます。
表が混在する契約書の場合、AIによる読み取りがうまく出来ない場合があるので、視認が必要なケースもあります。

【料金プラン】
▶初期費用:要問い合わせ
▶月額利用料:要問い合わせ
▶無料トライアル:あり(期間は要問い合わせ)

GVA assist含むサービスの資料(無料)>※起業LOGの資料請求フォームに遷移します

リーガルテックサービスには違法性がある?


AI契約レビューサービスが非弁行為にあたるのではないかといった、サービスの違法性について懸念されています。
結論をいうと、サービスに違法性はなく、利用も問題ありません

確かに、グレーゾーン解消制度で照会した結果、法務省より「違反する可能性があることを否定できない」と判定されたのは事実です。
しかしながら、この判定はあくまで申請した新規事業者の事業計画に対してのものであり、既存サービスは対象外です。

そもそも既存サービスは、弁護士法第72条に抵触しないよう、専門家との協議を重ねたうえで適法に設計し、リリースされています。
以下は、リーガルテック業界において急成長を遂げている3社それぞれの見解です。

◆ LegalForce

"今般照会した事業者のサービスに対してのみ判断がなされたものです。
こちらは弊社による照会ではなく、弊社の事業に対して影響を与えるものではありません。
なお、弊社サービスと弁護士法第72条の関係につきましては、従前より外部の専門家や弁護士との協議を踏まえ、適法に設計しております。"

株式会社LegalForceプレスリリースより抜粋/太字による強調は引用者

LAWGUE

"当社のサービスは、言語的な類似性についてAIを用いて条項などを検出し、検索性や作業効率の向上を図る文書編集ソフトウェアの提供であり、正に本回答書において法務省が「鑑定(中略)その他の法律事務」に当たるとはいい難いと指摘する範囲のサービスをその内容としており、弁護士法第72条に違反するものではございません。"

FRAIM株式会社プレスリリースより抜粋/太字による強調は引用者

GVA assist

"本件についての照会は弊社によるものでもなく、照会内容も弊社の事業を想定したものでもありません。弊社の事業開始前より弁護士等と協議を重ねて適法に整理しております。
したがって、本件に関しての回答によって弊社の事業の適法性に影響を与えるものではありません。"

GVA TECH株式会社プレスリリースより抜粋/太字による強調は引用者

このように、各社それぞれ「サービスに違法性はない」という考えを示しています。

リーガルテックサービスの選び方


legaltec_20230120_19.jpg画像出典元:O-DAN

ひと口にリーガルテックといっても多くのサービスが存在し、特徴や機能もベンダーによってさまざまです。
そこで、リーガルテックサービスの選び方として意識しておきたいポイントを3つ紹介します。

1. リーガルテックの導入目的を明確にする

リーガルテックサービスを選ぶ際は、導入目的を明確にしておくことが最も重要です。
例えば、契約締結までの長すぎるリードタイムやコストに課題を抱えているのであれば、電子契約サービスが良いでしょう。
また、締結済みの契約書を効率的かつ適切に管理し、情報共有など有効活用したいのであれば、契約書管理サービスが向いています。

このように、課題や目的を明確にすることで、自社にとってどのサービスが適しているのかが見えてくるはずです。

2. 使いたい機能が搭載されているか

電子契約サービスのなかには締結済み契約書の検索や期限リマインダーなど契約書管理の機能を含むものもあります。
しかしながら、「電子契約」「契約書管理」「AI契約書レビュー」これらすべてを網羅するサービスは基本的に存在しません。
そのため、自社にとって絶対に必要な機能と、あれば良い機能を分けて確認することが重要です。

なお、ベンダーによっては、外部サービスとの連携やカスタマイズによって機能を補っている場合もあります。
利用したい機能が搭載されていることはもちろん、どこまで使えるかなどの使用範囲も確認しておくと良いでしょう。

3. 専門家によるサポートの有無

契約書など法的効力のある文書を扱う場合には、内容や文言に細心の注意を払う必要があります。
契約書をめぐるトラブルの防止対策として、AI契約書レビュー支援は有効ですがAIも100%ではありません。
最終的なチェックが必要なとき、弁護士などの専門家によるサポートがあると安心です。

とくに、社内に法務スタッフが常駐していない場合は、専門家のサポートがあるベンダーを選ぶようにすると良いでしょう。

リーガルテックサービスのメリット3つ


1. 業務効率化と生産性の向上

リーガルテックサービスは、契約業務フローをワンストップでおこなえるため、契約業務にかかる多くの手間を省き、時間短縮の効果も絶大です。

また、テレワークにありがちな、署名や押印するための無駄な出社を無くすことができます。

リーガルテックサービスを導入することで、業務効率化はもちろん、生産性の向上にも期待できるでしょう。

2. コストの削減

電子契約を導入した場合、紙の契約書でかかっていた、「用紙代・インク代・印紙代・郵送代」などのコストを削減することが可能です。

契約書のレビュー業務でかかっていた人件費に関しても、AIレビューに切り替えることで大幅に削減することができます。

また、電子化されたデータはクラウド上で保管されるため、保管場所を確保する必要がなく管理コストもかかりません。

3. 欲しい情報を素早く入手できる

リーガルテックサービスは、契約書がデータとして管理されるため、キーワード検索や全文検索、取引先検索など、さまざまな方法で検索できます。

必要な時に必要な情報を簡単に引き出し利用できるので、何らかの手続きが必要になった場合も紙の書類を探すよりも、スピーディな対応が可能です。

リーガルテックサービスのデメリットは?


legaltec_20230120_20.jpg画像出典元:O-DAN

1. 取引先に理解を求める必要がある

契約には相手が存在するので、取引先のことも考える必要があります。
取引先によっては、これまで通り紙の契約書の方が良いといわれる場合や、自社と異なる電子契約サービスを導入している場合もあるからです。

サービスを導入する際は、電子契約について取引先とも丁寧に話し合いながら、進めていくと良いでしょう。
紙の契約書や、取引先が作成した電子契約書も一元管理できるようなサービスを選ぶのも有効です。

2. トラブルが発生した際の対処法も考えておく

高性能なAIが搭載されていたとしても、100%正確に処理できるわけではありません。
稀に文字が読み取れなかったり、誤作動を起こしたりすることもあります。

サービスがクラウド型であれば、サーバーのシステムダウンで一時的に利用できなくなるということも起こり得るでしょう。
システム障害など、何らかのトラブルが発生した際の責任の所在や、データのバックアップ先を用意するなど、万が一に備えた対策も大切です。

まとめ


リーガルテックサービスを導入することで、これまで多くの手間や時間がかかっていた契約業務フローを、一気に効率化させることができます。
しかしながら、単に人気サービスを導入しただけでは、あまり効果は得られません。
サービスの導入効果を実感するためには、自社の課題や目的に沿ったサービスを選び抜くことが重要です。
リーガルテックはとても多くのサービスが存在しています。
サービスの導入に失敗しないためにも、本記事を参考にして、比較検討を進めましょう。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( <最新比較>おすすめリーガルテックサービス17選! - テレ東プラス )
https://ift.tt/KAsF4zc

No comments:

Post a Comment