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Friday, October 21, 2022

富士通と東工大、次世代コンピューター技術で拠点設置 - 日本経済新聞

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富士通と東京工業大学は次世代コンピューター向けの基盤技術を共同で研究する「富士通次世代コンピューティング基盤協働研究拠点」を20日に設けた。人工知能(AI)やシミュレーションに向けた大規模なデータ処理を可能にする。創薬、工場のデジタルトランスフォーメーション(DX)、スマートシティーなどへの貢献を目指す。

東工大のすずかけ台キャンパス(横浜市)に2026年3月末までの期間設ける。拠点長に東工大情報理工学院の増原英彦学院長が就いた。富士通と東工大から計20人の研究者が所属し、増員も検討する。

社会のデジタル化でスマートフォンや通信機能付きセンサーなどが普及したことで、膨大なデータを処理して、新しいサービスの創出や社会課題の解決につなげることが求められている。同拠点では従来と比べて大規模なデータ処理が可能な次世代コンピューターの基盤技術を開発する。

複雑な科学計算やAIによる処理を現行のコンピューター上で動作させ、課題を分析する。その結果を踏まえて、高速化に必要なコンピューターの構成を検討し、動作を確認する。研究開発を加速するためにさまざまな研究機関や企業との協力の場を設け、人材育成にも取り組む。

富士通は研究者が大学に常駐したり、長期滞在したりして人材育成や大学との中長期的な関係構築を目指す「富士通スモールリサーチラボ」を進めている。今回の拠点はその一環で、1日には東北大にAIの研究を進める「富士通×東北大学 発見知能共創研究所」を設置した。

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