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研究室概要紹介
本研究室では、さまざまな現象の周期性や対称性をトポロジーと幾何学を用いて研究しています。具体的には、組みひもやペンローズ・タイルの構成、トポロジー(位相幾何学)の手法を、データ解析などに応用する研究を行っています。3Dグラフィックスに加えて、多面体の制作ツールや3Dプリンターも用いて研究を進めています。
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河野研究室ではこんなことを学んでいます!
配属当初は、結び目やグラフの位相不変量と3次元トポロジーなどの基礎となる部分を学び、4年次は各自の研究テーマに沿って勉強を進めていきます。現在は、ある規則に従って2種類のひし形で平面を充填するペンローズ・タイルや比較的新しい分野であるトポロジーを用いたデータのかたちの解析、曲線の曲率をベースにした車のエンジンに関する研究などをしています。
アピールポイント
主にトポロジーと幾何の内容を応用した研究を行っていますが、トポロジー、幾何にかかわらず幅広く研究できるところが河野研究室の魅力です。現4年次も皆、幅広く研究を進めています。また河野先生も非常に優しく、学生一人ひとりに対しても真摯に相談に乗ってくれます。研究で分からないことがあれば、やるべきことをしっかり示してくださるのも本研究室の魅力です。
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研究室の雰囲気
この研究室は、授業の時間や研究の時間などは、おのおの静かに取り組むため非常に集中できる一方、その他の時間では楽しい会話の絶えないメリハリのしっかりした雰囲気になっています。また、河野先生も非常に話しやすく、研究に関する質問などがしやすいのはもちろんのこと、その他さまざまな相談にも乗ってくださいます。また各ゼミ生が自分に合った研究室の使い方をしているので、余計な気苦労が無いことも利点の一つです。
先生の紹介
河野俊丈先生
とても優しく学生の疑問に対しても寄り添ってくれる先生です。数学だけでなく、楽器や料理といった多趣味な一面もお持ちです!先生が作るフランス料理を食べると、エッフェル塔が見えてくるらしい......。
私はこんな理由で研究室を選びました!
位相的データ解析(TDA)と呼ばれる幾何学を用いたデータ解析手法に興味を持ったため、河野ゼミを選びました。この解析手法は、統計などを使ったデータ解析ではなく、データをかたちとして捉えることで幾何学的に解析を行い、他の解析手法では見つけることのできない、データの法則性などを見つけることができる手法です。他の人とは違った解析手法を扱えることに魅力を感じて、このゼミを選びました。
河野研究室あれこれ
人数
3年生:6人、4年生:6人、大学院(博士前期課程1年):1人
OB・OGの主な進路先
IT系、教員
紹介者(写真右)と河野俊丈先生
「組みひも理論」
※記事中に掲載した写真は撮影時のみマスクを外すなどの配慮をしております
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