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Monday, July 18, 2022

Intel Evoプラットフォーム準拠! マウスコンピューターの14型モバイルPC「DAIV 4P-EVO」をチェックした(1/2 ページ) - ITmedia PC USER - ITmedia PC USER

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 マウスコンピューターの「DAIV 4P-EVO」は、同社のクリエイター向けブランド「DAIV」に属する14型の軽量モバイルPCだ。

 つい先日、16型の大画面でパワフルな「DAIV 6」シリーズが発表されたばかりだが、このDAIV 4P-EVOはより軽く、アクティブに持ち出せつつ、高い性能を備えた1台に仕上がっている。

マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 14型で1kg切りモデルとなる「DAIV 4P-EVO」

Intel Evoプラットフォーム準拠の高いパフォーマンスを獲得

 Intelが快適なPC体験を実現していると認める「Intel Evoプラットフォーム」に準拠したモデルであり、パームレストには「Intel Evo」のシールが添付されている。

 このシールの添付には、Intelが定めた要件や実証テストをクリアする必要がある。具体的には、高いパフォーマンスはもちろん、スリープ状態から1秒未満でシステム復帰、バッテリー駆動時も高い性能を発揮、30分以内で4時間駆動分の急速充電が行える(フルHDディスプレイで)、Wi-Fi 6およびThunderbolt 4端子の搭載といった要件があり、本製品はいずれも満たしている訳だ。

 このIntel Evoプラットフォームは第12世代Coreを備えたモデルが対象になる第3版が最新だが、DAIV 4P-EVOはCore i7-1165G7と第11世代Coreプロセッサをベースにした第2版となる。

 とはいえ、4コア8スレッドで2.8GHz〜4.7GHz駆動とCPUの性能は十分に高く、メモリも16GB(8GB×2、DDR4-3200)、ストレージもPCIe 4.0対応で容量が512GBのM.2 SSD(Samsung製PM9A1)と高いレベルでまとまっている。GPUはCPU内蔵のIntel Iris Xe Graphicsだ。

 同社製PCの多くは、購入時に好みのスペックに変更できるBTOに対応しているが、本製品は上記構成から変更できず、OS(Windows 10 Home/Pro、いずれも64bit版)やMicrosoft Officeシリーズの追加、外付けストレージや光学ドライブの追加など小幅な内容にとどまる。

マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 右側のパームレストに「Intel Evoプラットフォーム」に準拠したモデルであることを示すシールが貼られている

アスペクト比16:10対応の液晶ディスプレイを搭載

 14型でノングレア処理が施された液晶ディスプレイは、1920×1200ピクセル表示と、アスペクト比16:10のパネルを備えている。峡額縁で画面占有率は約92%と高く、sRGB比 100%の広色域でWebのデザイン作業などにも対応する。

 マグネシウム合金を採用したボディーサイズは、約308.8(幅)×213(奥行き)×16.4(高さ、突起部分を含まず)mmとスリムで、重量は公称値が約983g、実測でも982gと1kgを切る軽さを獲得している。それでいて、バッテリー駆動時間は約12時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)を確保する。

マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 14型でアスペクト比16:10対応の1920×1200ピクセルの液晶ディスプレイを搭載する。Windows Helloに対応した約100万画素のWebカメラを上部ベゼルに内蔵している
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO キーピッチ約19mm、キーストローク約1.2mmの日本語キーボードを備える
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 白色LEDのバックライトを内蔵する
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 底面に細かい吸気口があり、背面から排気する。2基のステレオスピーカーを左右中央部分に装備している

 続いて、インタフェース面を見ていこう。

最大3画面/4K対応の外付け液晶ディスプレイを接続可能

 Wi-Fi 6対応の無線LANとBluetooth 5.2を内蔵する他、Thunderbolt 4など新旧のインタフェースも豊富に用意されている。

 右側面にあるThunderbolt 4端子やHDMI出力端子、左側面にあるUSB Power DeliveryとDisplayPort Alternate ModeをサポートしたUSB Type-C端子を使えば、最大3画面の外部ディスプレイに4K出力できるのもポイントだ。

マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 最大で3画面の外部ディスプレイを接続し、計4画面の広大な画面で作業を効率化できる
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 前面中央部分は液晶ディスプレイを開けやすいようにくぼんでいる
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 背面はフラットだ
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 左側面にUSB 3.1 Type-C端子とUSB 3.0 Type-A端子、UHS-I対応のSDメモリーカードスロット、ヘッドセット端子がある
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 右側面にThunderbolt 4端子、USB 3.0 Type-A端子、HDMI出力端子、電源入力端子が並ぶ
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO 液晶ディスプレイはこの角度まで開く

 付属のACアダプターは独自形状の端子で65W出力タイプを採用しており、30分で約6時間の動作容量を充電し、約2.5時間でフル充電に対応する。別途用意した、65W以上の出力が行えるUSB Power Delivery対応機器でも充電可能だ。

 価格は、標準構成で18万3100円〜(税/送料込み)となっている。BTOが限定的なのは気になるが、Intel Evoプラットフォーム準拠モデルらしいキビキビとした動きは頼もしく、1kgを切る軽さも手伝ってどこにでも気軽に持ち出せるモバイルPCに仕上がっている。

 詳細なレビューは後日掲載予定なので、楽しみにしてほしい。

マウスコンピューター DAIV 4P-EVO ACアダプターは小型で、電源ケーブル込みの重量は実測で235gだった
マウスコンピューター DAIV 4P-EVO DAIV 4P-EVOのパッケージ

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