開館5周年を記念して、富山市の県美術館で絵本の原画の企画展が開かれています。
この企画展は、県美術館がことしで開館5周年を迎えたのを記念して開かれ、34人の作家の原画およそ350点が展示されています。
このうち、山脇百合子さんの「ぐりとぐら」の原画は、大きなカステラを作る2匹のねずみをかわいらしく描いています。
また、カステラが完成して動物たちが集まっているシーンでは、ワニやゾウなどさまざまな動物が、色とりどりに描かれ、楽しい雰囲気が伝わってきます。
山本忠敬さんの「とっきゅうでんしゃあつまれ」の原画は、さまざまな形や色の電車が克明に描かれていて、富山を走る車両も登場します。
県美術館の内藤和音学芸員は「作家が塗った鮮やかな色がそのまま残っているので、じっくりと絵本との違いを見たり、直した跡やせりふが入っていたところが空白になっていたりといった構図の工夫を楽しんでほしい。子どもからおとなまで3世代で読んだことがあるような作品が展示してあるので、ぜひ昔の自分が読んだ作品を探しにきてもらえれば」と話していました。
この企画展は7月5日まで行われます。
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