スズキは、2022年6月17日に「ラパン」を一部改良し、あらたなタイプとして「ラパンLC」がラインナップされました。フロントデザインが一新されているラパンLCに、SNSではさまざまなコメントが寄せられています。
あのクルマを彷彿とさせる「ラパンLC」に「エモい」の声
スズキは、2022年6月17日に「ラパン」を一部改良し、同時に新仕様である「ラパンLC」をラインナップしました。
フロントデザインが一新されているラパンLCに、SNSではさまざまなコメントが寄せられています。
ラパンの正式名称は「アルトラパン」となり、同ブランド「アルト」の派生車種として2002年に誕生しました。
コンパクトなボディに、角の取れた丸みのあるボディで愛らしく、人気の根強いモデルです。
2015年には、3代目となる現行型が登場し、丸みを帯びたボディや丸目のヘッドライトによって、さらに愛嬌のあるスタイルへと変化しました。
とくに現行型では、ウサギをモチーフにしたエンブレムやメーターまわりなど、女性に親しみやすいデザインとなっています。
そんななか今回、新顔として仲間入りしたラパンLCは、どのようなモデルになっているのでしょうか。
スズキによると、ラパンLCは、同ブランドが1967年に発売した「フロンテ360」(LC10型)をデザインモチーフにしているとのことで、通常の現行型ラパンとは、フロントデザインが異なります。
とくに特徴的なのが、メッキのフロントグリルガーニッシュやヘッドランプガーニッシュで、チャームポイントである丸目のライトを強調しつつ、レトロな雰囲気も演出します。
一方、モチーフとなっているフロンテ360は、1962年から1989年まで長らく販売されていた乗用車で、とくに2代目モデルのライトの形状やフロントグリルガーニッシュのデザインなどは、ラパンLCに継承されているように見て取れます。
では、そんなラパンLCについてSNSでは、どのような反響が見られるのでしょうか。
当初、ラパンLCの情報が出回った6月上旬頃には「スズキ…?嘘だよな…?コラであってくれ…」「フロンテのオマージュなのは分かるけどもうちょっとこう…なんとかならんかったか…」など、否定的な意見も見られました。
しかし、正式にラパンLCが発表された以降は、「誰もがフロンテのオマージュと認識できる記号の扱いのうまさ」「エモい。これめっちゃいいじゃん」「新型ラパン、見た瞬間に素晴らしいデザインだと思った」と、肯定的な意見が多く挙げられています。
これまでのデザインから一新され、特徴的なガーニッシュ類が追加されたため、人によって好みは分かれるようですが、ラパンLCについて、「はやく実車を見たい!」と期待しているユーザーも少なくありません。
ちなみに、ラパンLCは内装も可愛らしく、ワインレッドが入ったダークブラウンとベージュの本革ステアリングを採用。シートには、ブラウンをベースにレザーとファブリックの仕様が採用されています。
フロンテ360の世界観をしっかりと継承した、レトロチックな内装となっています。
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なお、ラパンLCのディーラーオプションには「ブラックスタイル」仕様に、カスタマイズできるアイテムも用意されています。
通常メッキであるフロントグリルガーニッシュなどを、ブラックカラーのアイテムに変更することで、スタイリッシュな雰囲気を実現するというものです。
さらには、ウサギがあしらわれたエンブレムはスモークメッキ塗装になり、ただかわいいだけでない“黒ウサギ”が姿を見せています。
通常同様にレトロな雰囲気を残しつつ、シンプルでクールな印象をもたせたい人には、うってつけのオプションといえそうです。
からの記事と詳細 ( キター! スズキが斬新な新型「ラパンLC」発表! エモい「黒ウサギ」参上!? デカ目仕様は大好評? - くるまのニュース )
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