フォントワークス(株)は4月27日、「Font Simulator」(フォント シミュレーター)ベータ版を公開した。さまざまな条件下でフォントの視認性や可読性をチェックできる。
同社はヘルスケアや自動車開発などの分野でより高度なインターフェイス設計、視認性・可読性・安全性が求められるプロダクト制作、機器組込分野における研究開発を推進しているが、本シミュレーターはその成果といえる。開発は同社の子会社・(株)インテグラル・ヴィジョン・グラフィックスと共同で行われている。
今回リリースされたバージョンでは、シーンとして医薬品パッケージ(2種)と自動車の車内ディスプレイを用意。フォントやその色、光の強弱、光源の位置など調整すると、実物に近いモックアップが再現される。フォントはUD書体や筑紫書体を含む全15種類が選べる。
製品に利用するフォントはデザイン性が優先されがちだが、まずはちゃんと視認できること、間違いがなく伝わることが大事だ。同社はこのサービスを商品の印刷や機器の画面表示の確認に役立ててほしいとしている。シーンやフォントの追加にも期待したい。
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