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小・中学校で必ず学ぶ「プログラミング」。多くの大学で合否の判定に用いられる大学入学共通テストでも、2025年度からプログラミングを含む「情報Ⅰ」が受験科目になります。なぜ、私たちはプログラミングを学ぶのでしょうか。【長岡平助】
プログラミングとは、そもそも何でしょうか。
教えてくれたのは、アメリカに本拠を置く情報技術(IT)企業「グーグル」の日本の会社で、プログラミングに関する教育を担当する鵜飼佑さん(33)です。
「私たちは他人に何かを伝えるとき、日本語や英語などの言葉を使います。同じようにコンピューターに対し、コンピューターが分かる言葉『プログラミング言語』で指示を伝えるのがプログラミングです」
プログラミング言語は一般的にアルファベットや記号、数字の並びで種類は多数あります。例えば、グーグルがスマートフォン(スマホ)向けに提供する基本ソフト(OS)「アンドロイド」上で動くソフト「アプリケーション(アプリ)」は、Kotlin( コトリン )やJava( ジャバ )というプログラミング言語が使われています。
新しい視点を得る
電気や水道のように、インターネットなどのコンピューター技術は私たちの生活に欠かせません。しかし、多くの人は電気や水道の細かな技術を知らずに生活しています。なぜプログラミングだけ注目されるのでしょうか。
「例えば電気の最新の技術や細かなことは知らなくても、理科の授業で電気がどんなものか、どんなふうに作り出されるのかを学びます。身近なコンピューターの基本であるプログラミングについても、基礎を学ぶ必要があるのではないでしょうか」
今後ますます発展するであろうコンピューターについて学ぶことは、「将来を切り開くことにもつながるのでは」と鵜飼さんは話します。
また「プログラミング的思考」を育てる意味もあるそうです。コンピューターにある動作をさせるとき、何からどう伝えるのが一番効率的かを理解する必要があります。問題が起こったら、その解決のために技術をどう生かせばいいかを考えます。このようなものの考え方をプログラミング的思考といいます。「コンピューターが与えてくれる新しい視点もあります」と鵜飼さん。
とはいえ、文字の並びだけを見ると、難しそうなプログラミング。そこで、どうしたら楽しく学べるのかなど、プログラミングを仕事にしている人に話を聞きました。=2面につづく
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からの記事と詳細 ( 毎小ニュース:教育 未来を切り開くプログラミング(その1) - 毎日新聞 )
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