
■目指すは2週間後の大会…「飛行ロボット」の製作に熱中する大学生
岐阜大学工学部4年の富田一平さん(22)は、所属するサークルで新入生に大学を紹介していましたが、2020年4月のイベントはコロナで中止に…。その後、大学ではリモートでの授業が中心となり、キャンパスを訪れることもほとんどなくなりました。
そんな中、熱中しているのが、“飛行ロボット”の製作です。航空宇宙産業の未来を担う人材を育てるため、岐阜大学と名古屋大学の共同で去年から始まったこのプロジェクトに、同級生3人と一緒に取り組んでいます。
目指しているのは2週間後に開かれる飛距離を競う大会です。
■マイクロコンピューターで機体制御する「飛行ロボット」を製作
この機体がロボットと言われるのには理由があります。 富田さん: 「ただ飛ばすだけじゃなく、機体が傾いた時に飛ぶ姿勢に戻す。それを担うのが制御。プログラムを書き込んで、モーターが動くことで機体を持ち直す。その部分を僕が担当しています」
飛行機ロボットには、機体の傾きを自動的に調整する“マイクロコンピューター” が搭載されており、より長い距離を飛行することができます。
この日は、“機体の軽量化”を行っていました。
同級生: 「うちの班の翼だと、かなりゴツめのモノを作っていて、こんなに重いものを乗せると飛行距離が落ちるので…」
翼に使用する木材を薄いものに変えたり、パーツに穴を開けて軽くしたりした結果、126グラムあった機体は2分の1の重さに改良することができました。
■「できる限りのことをして本番には挑みたい」…本番1週間前のテスト飛行で問題山積み
本番1週間前のこの日は、テスト飛行です。機体は、発射台のゴムに引っ掛けて後ろに引っ張ることで飛ばします。しかし、発射の際に、尾翼に手がぶつかってしまう“初歩的なミス”や…。
同級生: 「ゴムの頭のところが、ぴったし過ぎて…」
からの記事と詳細 ( 少しでも遠くへ…コンピューターで機体制御する『飛行ロボット』製作に没頭したコロナ下の大学生達が得たコト(東海テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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