新型コロナの働き方への影響について、さまざまな業種で働く人たちが阿部知事と意見を交わし、現場の実態にあった施策を求めました。
８日県庁で開かれた意見交換会には、阿部知事と連合長野の根橋美津人会長のほか、飲食業や運輸業、製造業などで働く人たちが出席しました。
はじめに、阿部知事は「雇用や労働に影響が出ないようにするため、次の感染の波に備えているところなので、意見をいただきたい」と述べました。
これに対し、根橋会長は「さまざまな産業の働き方への影響や課題について意見を交わし、県の施策に結びつけるきっかけにしたい」と話しました。
意見交換会はこのあと非公開で行われ、連合長野によりますと、出席者からは飲食店にもいろいろあり感染対策もさまざまなので、営業時間の短縮要請はひとくくりにしない方法を考えてほしいとか、製造業の人手不足を解消するため、雇用のマッチングのあり方を考える必要があるといった意見が出されたということです。
県と連合長野は今後、非正規で働く人たちが知事と意見交換する機会も設けたいとしています。
連合長野の根橋会長は「業種や業態によって新型コロナの影響や課題はさまざまなので、県には画一的ではなく現場の実態にあった対策をお願いしたい」と話していました。
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