長野放送
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長野県の阿部守一知事は、9月1日で3期目の折り返し、つまり就任から10年を迎えました。NBSの単独インタビューでは、一定の成果を強調しつつ、新型コロナウイルスへの対応に一層、力を入れる考えを示しました。
長野県・阿部守一知事:
「『確かな暮らしが営まれる美しい信州』を基本目標に、10年間一貫して、希望と安心ということを実現すべく取り組んできました」
9月1日、就任から10年を迎えた阿部知事。最新の支持率は、「どちらかと言えば支持する」も含め、80.4パーセント。就任以来、最も低くなったものの、高い水準を維持しています。
2014年の御嶽山の噴火、去年の台風19号災害など数々の災害対応に追われつつも、手堅く県政を運営し、政策別では、災害対策、子育て支援、福祉・医療、教育の評価が高めです。
長野県・阿部守一知事:
「いろんな調査で移住したい県ナンバー1でありますし、長寿の地域ということでもあり続けました。潜在力をできるだけ生かしていくという思いで取り組んできた結果、さまざまな成果があがってきていると思います」
一方、現在の最大の課題は新型コロナウイルスへの対応。2月に県内初の感染者が確認されて以降、病床の確保や検査体制の拡充を進め、7月には「新型コロナ対策条例」を制定しました。
一連の対応については「どちらかと言えば」も含め、「評価する」が84.5パーセントに上っています。
長野県・阿部守一知事:
「未知のウイルスに対応していくということで、第一波の時は手探りな部分が多かった。現在はだいぶ状況が変わってきていると感じている。発症推定日から陽性確定までの期間がだいぶ短縮されていますし、入院期間もだいぶ短縮されている。全体的な対応はだいぶ改善されてきていると思っている」
今後は、社会経済活動との両立のほか、誹謗中傷対策に力を入れるとし、次のように県民に呼びかけました。
長野県・阿部守一知事:
「私含めて誰もが感染する可能性があるわけですので、感染された方や家族への誹謗中傷は絶対やめていただきたい。医療従事者に対する差別的な対応もないように心からお願い申し上げたい」
"さまざまな" - Google ニュース
September 02, 2020 at 05:00AM
https://www.fnn.jp/articles/-/80348
阿部知事「さまざまな成果あげられた」 就任から10年 支持率8割超を維持 当面は新型コロナ対応重点に - FNNプライムオンライン
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