東北大学は1日、新型コロナウイルスの世界的な流行(パンデミック)を受け、量子コンピューターを活用して感染拡大などを防ぐ国際プロジェクトに参加すると発表した。多数の組み合わせから最適な選択肢を求め、重症患者を効率よく病院に割り当てる方法などを探る。
組み合わせ最適の計算に特化した「量子アニーリング」と呼ぶコンピューターを活用する。量子アニーリング技術は、カナダの量子コンピューター開発のスタートアップ、Dウエーブ・システムズが世界で初めて2011年に商用化した。
量子アニーリングを活用することで、ウイルスのゲノム(全遺伝情報)配列などの情報をもとに薬を作ったり、医療品の物流や患者の配置などを最適化できたりする可能性がある。
同社は3月31日、新型コロナに関わる問題を解決する国際プロジェクトを立ち上げた。量子アニーリング技術をクラウド経由で利用できるサービスを無償化するほか、賛同した企業や研究者を引き合わせて研究開発を後押しする。
東北大の大関真之准教授は「まずはどんな問題や課題が考えられるかが重要だ」と参加の理由を説明する。東北大では、量子アニーリング技術を用いて津波災害時の避難経路の探索などの研究に取り組んできた。
国内では、デンソーや京セラなどがプロジェク支援を表明している。
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April 01, 2020 at 03:01PM
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東北大、新型コロナ対策に量子コンピューター 国際プロジェクトに参加 - 日本経済新聞
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