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Monday, February 3, 2020

丁寧な指導で自作未経験でもOK! マウスコンピューター飯山工場でのPC組立体験ツアーに参加してきた - 週刊アスキー

2月1日、クラブツーリズム主催の「マウスコンピューター パソコン組み立てツアー」に参加。長野県・飯山市にあるマウスコンピューターの「飯山工場」で、人生初となるパソコンの自作を体験してきた!

 クラブツーリズムは2月1日、同社主催の「マウスコンピューター パソコン組み立てツアー」を開催した。長野県・飯山市にあるマウスコンピューターiconの「飯山工場」にてパソコンの自作体験に加え、かまくらの中で飯山市名物「のろし鍋」も味わえる日帰りツアーだ。今回、私は本ツアーに参加する機会を得たので、その模様をお伝えしたい。

マウスコンピューターの公式Twitterで本ツアーの告知をしていた

人生初となるパソコンの組み立てにチャレンジ!

マウスコンピューターと飯山工場の概要を説明するプレゼンがスタート
パソコン製造の具体的な流れ

 パソコン組み立て体験の前に、マウスコンピューターおよび飯山工場の概要を紹介するプレゼンがスタート。国内製造へのこだわりや、徹底した品質管理などといった取り組みなどを語っていた。プレゼンが終わると、今度は工場見学へ。

組み立てに必要なパーツに間違いがないかどうかをチェックする作業
組み立て工程の様子。飯山工場では、BTOパソコンの生産に対応できるよう、1台のパソコンを1人で製造する「セル生産方式」を採用している
検査工程で問題がないかしっかりチェック。最高品質の製品をユーザーに届けたいという思いが使わってくる
すべての検査をクリアしたら梱包の作業へ

 パソコンの生産ラインを一通り見学した後、パソコンの組み立て体験を開始した。今回、同社デスクトップパソコン「LUV MACHINES AG400BN-M2S2icon」を組み立てることに(ノートパソコンも選択可能)。飯山工場で働く熟練スタッフの指導を受けながら、1つ1つの工程を進めていった。人生初となるパソコンの組み立ては、果たしてうまくいくのだろうか。

 まずは、パソコンの基盤となるマザーボードのセッティングからスタート。

マザーボードのCPUソケットにCPUを取り付け。CPU裏面のピンが折れないよう、慎重に、慎重にソケットにはめこむ
CPU上にグリスを塗る。塗るとき、グリスがどっぷり出てしまうのではないかという不安に襲われ、「電撃イライラ棒」をやっているようなスリルを味わう羽目に
順番にネジを締めてCPUファンを固定。対角線ごとに締める
メモリーをスロットに装着。メモリーを真上から力強く押すのがコツなのだが、不慣れなせいか、メモリーを押し込みすぎて親指を痛めてしまった
M.2接続のSSDを装着。SSDをスロットに差し込み、左右の穴のネジを締める

 これにてマザーボードのセッティングは完了。CPUの取り付けとグリス注入の工程は、慎重に慎重を重ねすぎて冷や汗をかいてしまった。

困難を乗り越え、ついに完成した組み立てパソコン1号!

PCケースのサイドパネル2枚とフロントパネルを外した状態

 PCケースのサイドパネルとフロントパネルを外してから、電源ユニット、セッティング済みのマザーボード、ビデオカード、ケースファン、各種ケーブルを装着する工程へ進んだ。

電源ユニットをPCケース内の指定された箇所に設置後、背面の穴にネジを締めて固定する。ATX電源ケーブルとEPS12Vケーブルを各コネクターに接続すれば電源はOK
PCケースの背面部にI/Oパネルを取り付け
マザーボードをPCケース内に装着し、ネジで1つ1つ締めていく。こちらも対角線ごとに締めるのがコツ
ケースファンの取り付け
フロントパネルに搭載されたUSBやオーディオ端子のケーブルを各差込口に差し込む
ケーブルの束はバンドでまとめ、空きスペースに収納しておく

 その後、片側のサイドパネルをPCケースにはめ込んでから、組み立てたパソコンの稼働チェックをする最終工程へ。私が組み立てたパソコン1号の運命は……?

ほぼ完成状態の組み立てパソコン1号
組み立てパソコン1号の動作チェック。検証用のディスプレーにマウスコンピューターのロゴが表示され、起動できたことを確認
組み立てパソコン1号を梱包し、ついにフィニッシュ。体験会終了後、自分が組み立てたパソコンをお買い得価格で購入できるというサービスも実施していた

 組み立てたパソコンを検証用のモニターにつなぎ、電源をオンにしてみた。数秒間ほど画面が黒いままだったが、その後マウスコンピューターのロゴが表示されると、「おめでとうございます!」とスタッフから賞賛の拍手が贈られた。

 体験会終了後、自分が組み立てたパソコンをその場で購入できるサービスも実施しており、自身で組み立てたマシンを購入している参加者も見受けられた。私は今回は購入しなかったが、人生初のパソコン組み立てという貴重な体験ができてよかった。

 何かトラブルが起こるのではと最初は不安だったが、スタッフの丁寧な指導のおかげでパソコンを組み立てることができた。今回の体験を機に、PC自作の世界に足を踏み入れてみたいという欲求が芽生えた。普段使っているパソコンがどのような手順で製造されるのかを学べる、有意義な体験会だった。

雪景色やのろし鍋など、飯山市の魅力を堪能

雪に包まれた飯山市。取材当時は粉雪が舞っていて、冬らしい幻想的な風情を堪能することができた
長野県の自然百景の1つである「北竜湖」も訪れた。上空から見るとハートの形をしていることから、恋愛成就のスポットとして有名らしい

 飯山駅を出ると、そこは雪景色であった。雪に染まる町並みや舞い散る粉雪、雪に覆われた山々など、飯山市の雪風景に心を奪われた。これぞ冬の風物詩といったところだろうか、視界に映る風景の数々はどれも美しかった。白色に染まる原風景を眺める、歩く、心に留めることで得られる歓喜は至福そのものであった。

飯山市にあるレストラン「かまくらの里」。かまくらの中に入って、飯山市名物の郷土料理「のろし鍋」を堪能できる

 続いて、飯山市にあるレストラン「かまくらの里」を訪れた。期間限定でオープンするかまくらの里は、飯山市名物の郷土料理「のろし鍋」をかまくらの中で味わえることで有名だ。この日は多くの観光客が集い、かなりの賑わいをみせていた。

かまくらの中でのろし鍋を実食
こちらがのろし鍋。丸みを帯びた団子はなんとじゃがいもで、地元では「じゃがまるくん」と呼ばれている。モチモチとした食感が味噌とよく合う。また、1人につきおにぎり1個を食べることができる

 のろし鍋は、飯山ブランドの豚肉「みゆきポーク」やきのこ、団子のような食感のじゃがいも(地元では「じゃがまるくん」と呼ばれているらしい)、白菜などの野菜が多く入った信州味噌仕立ての鍋。のろし鍋という名前の由来は、上杉謙信の軍が立てていた「のろし台」だとか。お酒と一緒に楽しむのもよさそうだと感じた。

 ぐつぐつと煮立った信州味噌と絡み合った具を食べると、香ばしい味噌の風味が口の中で広がっていった。ジューシーな豚肉、モチモチとしたじゃがまるくん、シャキシャキとした野菜たちが甘みのある味噌とマッチしていると感じた。これは間違いなく美味しい組み合わせであった。

 具を食べ、味噌を飲んでからおにぎりを頬張るを繰り返すうちに、ごちそうを食すという幸福感に包まれた。うまい、うますぎる。のろし鍋が長く愛される理由がよくわかる美味であった。また、のろし鍋本来の旨さだけでなく、鍋の醍醐味を再確認することとなった。のろし鍋うめぇ~!

バスの車窓から

 飯山市でしか味わえない雪景色と、美味しい郷土料理に魅了されるツアーであった。もちろん、メインはパソコンの組み立て体験なのだが、飯山市の醍醐味も同時に体験できるのが本ツアーの魅力的なポイントといえる。

 美しい(雪景色)、美味しい(のろし鍋)、楽しい(パソコンの組み立て体験)の3拍子がそろった本ツアー。再び開催されることがあったらぜひ参加してみてほしい。

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February 03, 2020 at 03:00PM
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