2023年、創立100周年を迎えたウォルト・ディズニー・カンパニー。その記念作として、劇場公開中の新作映画『ウィッシュ』は、“願いの力”をテーマにした作品だ。ディズニー映画が始まる前に必ず流れる曲「星に願いを」が象徴しているように、ディズニーの物語はいつも主人公たちの願いから始まる。本記事では、“願いの力”をさまざまな形で感じられる作品を紹介する。 1937年公開の『白雪姫』では、真実の愛を求める白雪姫が、心の内を“願いの井戸”にそっと打ち明ける。すると、その声が王子様に届いて…。願いの力を描いた最初のディズニー映画だ。 以来、ディズニーはさまざまな作品を通して、主人公たちの願いを描き続けてきた。ピノキオを作ったゼペットは「この子が本当のこどもになれますように」と星に願いをかけ、アラジンは3つの願いをかなえてくれるランプの魔人ジーニーと出会う。 『ベイマックス』では「科学の力でみんなを守りたい」というタダシの願いが心優しいケアロボットを生み、『アナと雪の女王2』では「真実を知りたい」というエルサの願いが、未知の旅へと踏み出すきっかけに。 ウェンディはピーター・パンと一緒に空を飛んでネバーランドへ。塔を出たラプンツェルは、ずっと憧れていたランタンの光に包まれるが、その光には行方不明になった王女の無事を祈る人々の願いが込められていた。 また、ウサギのジュディが警察官として奮闘する『ズートピア』は、誰もがどんな夢を抱いてもいいのだと教えてくれた。大切なのはあきらめずに願い続けること。不安に負けそうになっても、いつかきっとかなうと信じることで、明日への希望や一歩前に進む勇気が湧いてくる。それが願いの力だ。 公開中の『ウィッシュ』は、願いがかなう魔法の王国に暮らすアーシャが、魔法を操る王様が、実は人々の“願い”を支配している事を知り、仲間と立ち上がる物語。願いはその人そのもの。大切な心の一部であり、誰もがかなえるチャンスを与えられるべきもので、誰かにかなえてもらうものでもないことを教えてくれる。 本記事で紹介した『ウィッシュ』以外の作品(『白雪姫』『ピノキオ』『アラジン』『ベイマックス』『アナと雪の女王2』『ピーター・パン』『塔の上のラプンツェル』『ズートピア』)は、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で視聴できる。
からの記事と詳細 ( ディズニー映画、“願いの力”をさまざまな形で感じられる作品リスト - ORICON NEWS )
https://ift.tt/985ljGT
No comments:
Post a Comment