今年度も福岡大学では、本学の学生が実際に山笠へ参加する「体感しよう!博多祇園山笠の伝統と歴史」プログラムを実施しました。
参加した学生たちは、「言葉で言い表せない達成感を味わえた」「これまでの人生で一番に近いぐらいの記憶に残る経験だった」「熱気とリズムが弾ける場が福岡にあることを知れて嬉しかった」「他の学生といろいろな話を交わすことができて良かった」「山笠関係者たちと一緒にさまざまな話ができて、山笠を見る目線が変わった」などの感想を語ってくれました。それぞれの学生が今回の経験を活かし、今後の学生生活を充実させるきっかけとなることを期待します。
7月9日(日)箱崎浜まで祈願するお汐井取りから始まった山笠、実践コース6人、教養コース7人の学生が1週間、山笠を体感しました。
7月11日(火)早朝からの朝山、13日(木)夜警当番では、特別に台上がりをさせていただいたり、山の舁き方を教わったりと貴重な経験をさせていただきました。
7月15日(土)最終日の追い山では、今までにない程の大勢の観客に見守られ、声援を受けて、山は走り抜けていきました。
実践コースの学生は山を後押ししながら、「や~!」「おいさ!」の掛け声とともに勢いよく走り抜けた日々でした。間近で見学した教養コースの学生たちも、迫力ある山笠から過酷さ、参加する人々の真剣さを肌で感じ、その雰囲気に圧倒され、感動の連続でした。
初めて水法被や締め込みの衣装を着用した学生たちは、お尻が出ていることに少し気恥ずかしさを感じつつも、終始興奮した様子でした。
山笠関係者からは、とても温かく迎えていただき、山笠の歴史、文化、地域のことをさまざまな言語で教えていただきました。学生たちはそれを学び、体感することで喜びに溢れ、充実した表情に変わっていきました。
今回参加した6人の交換留学生は、8月には母国へ帰国しますが、この山笠の伝統と歴史、山笠を体感した経験を世界に発信してくれることを期待します。
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