マウスコンピューターの「G-Tune H5-LC [Windows 11]」は、同社のゲーミングブランド「G-Tune」に属する15.6型のハイエンドノートPCだ。
Core i9-12900H(Pコア6基/Eコア8基/14コア20スレッド/最大5GHz)のCPUと、GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU(グラフィックスメモリは8GB)という高いスペックを備えつつ、外付けの冷却ユニット「水冷BOX」が標準でセットになっているのが特徴となる。
水冷ユニットが標準で付属するハイエンドゲーミングノートPC
この水冷BOXは、大型のファンとラジエーターを内蔵した外付けユニットだ。ノートPCの背面に取り付けることで、ノートPCの空冷ファンの風切り音を抑えて静音化(同社の測定で約21%の騒音削減)を図りつつ、CPUとGPUの温度をそれぞれ約7度/約22度低下させるなど強力な冷却性能を両立させているのがポイントだ。
水冷BOXのボディーサイズは約75(幅)×187(奥行き)×204(高さ)mmで、重量は約1.1kgとなる。電源はノートPC付属のACアダプター(出力280W)を経由する形で利用する。ノートPCを持ち運ぶ際は、背面のアタッチメントを取り外すだけで済む手軽さだ。
水冷に関するパーツはパッケージに付属しており、動画やマニュアルを参照しつつ、初回のセットアップを行うだけで利用できる。水冷BOXは比較的コンパクトにまとまっており、設置面積も少なくて済む。
続いて、ノートPC本体を見ていこう。
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240Hzのハイリフレッシュレート/2560×1440ピクセル表示に対応
15.6型でノングレア処理が施された液晶ディスプレイは、2560×1440ピクセル表示に対応する。240Hzのハイリフレッシュレートをサポートするのに加え、先日発表された同社のクリエイター向きノートPC「DAIV 6シリーズ」と同様にDolby Visionをサポートし、対応コンテンツでコントラストの高いリアルな映像を表現できる。
標準でDDR5メモリを32GB(DDR5-4800/16GB×2)、ストレージも1TB(PCI Express 4.0 x4)と充実しているが、BTOではメモリを最大64GB(32GB×2)、ストレージも最大2TB×2まで内蔵可能だ。
Wi-Fi 6の無線LANとBluetooth 5.2を内蔵する他、Thunderbolt 4など新旧のインタフェースも豊富に用意されている。
ボディーサイズは約360.2(幅)×243.5(奥行き)×28(高さ、突起部分を含まず)mm、重量は約2.27kgで、バッテリー駆動時間は約7.5時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)だ。
OSはWindows 11 Homeだが、BTOでWindows 11 ProやWindows 11 Proのダウングレード権を利用したWindows 10 Proも選べる。価格は、標準構成で37万3100円〜(税/送料込み)となっている。
同社の直販店では展示を行っている場合もあるので、もし見かけたらぜひチェックしてほしい。
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