健全な食生活の普及を目指す「食育推進全国大会」が愛知県常滑市で始まり、食育をテーマにしたさまざまな展示が行われています。
この催しは、６月の「食育月間」に合わせて毎年、全国で開催されているもので、１７回目となることしは常滑市で開かれています。
会場にはクイズ形式でバランスのとれた朝食を学ぶコーナーや、「コオロギ」を材料にしたお菓子に３Ｄプリンターを使って子どもたちが絵を描くコーナーなど、食育をテーマにしたおよそ１８０のブースが出展されています。
また、「人口減少社会での持続可能な食と農をあいちから考える」と題したパネルディスカッションも行われ、地産地消に取り組む料理人や農業人材育成の専門家などが地域の食文化を守ることの大切さなどについて熱心に意見を交わしました。
実行委員会事務局の池田温美さんは「『食育』とひと言に言っても、体や心をつくることや環境のことなどさまざまな意味合いがある。会場に来て、楽しみながら食育を学んでもらえたら」と話していました。
この催しは、愛知県国際展示場「ＡｉｃｈｉＳｋｙＥｘｐｏ」で１９日午後４時まで開かれています。
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