国民民主党は13日、小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」との合同勉強会を国会内で開いた。昨年12月に続き2回目。夏の参院選での連携に向け、政策論議を深めるのが狙い。

国民民主の玉木雄一郎代表は勉強会後の記者会見で、都民ファとの連携に関し「政策や思いの一致が大事だ」とした。参院選に向けた合流や統一候補擁立を問われ「さまざまな連携の在り方を検討したい」と述べた。

都民ファ代表の荒木千陽都議も共に会見し「政策面で議論している。さまざまな連携をしたい」と語った。

勉強会には玉木氏ら国民民主の国会議員と都民ファの都議が出席。新型コロナウイルス対策などを巡り関係省庁からヒアリングをした。玉木氏は感染拡大を踏まえ「都政と国政がこれまで以上に連携して取り組まなければならない」と強調。小池氏は出席しなかった。

国民の玉木氏らは2017年衆院選で、小池氏率いる旧希望の党で戦った。旧希望が失速し、小池氏の後任代表に玉木氏が就いた経緯がある。(共同)