
新型コロナウイルスのワクチン接種についてです。
政府が24日公表した最新の実績によりますと、全国の高齢者のうち1回目の接種を受けた人は5割を超え、各地で接種が進んでいます。
こうした中、ワクチンの接種をきっかけに、地域振興や新たな顧客の獲得を目指す、さまざまなサービスが登場しています。
【ノエビアスタジアム神戸では】。
神戸市が市内のサッカースタジアムに設置した大規模接種会場では、ワクチンの接種を終えた人を対象にスタジアムの内部を見学できるなどの特典が提供されています。
神戸市は楽天などと連携して、サッカーJ1・ヴィッセル神戸の本拠地のノエビアスタジアム神戸に大規模接種会場を設置しています。
24日は、神戸市に住む高齢者などおよそ3000人が接種を受ける予定です。
このスタジアムでは、接種を受けた人を対象にさまざまな特典が用意されています。
接種を受けた人の中で、希望する人はふだんは入ることができない、スタジアムのピッチ周辺を見学することができます。
24日も、接種を終えた人たちがピッチ脇からみえる客席の景色を眺めたり、記念写真を撮ったりして、楽しんでいました。
また、2回の接種を終えた人にはチームのオリジナルのクリアファイルが配られています。
ヴィッセル神戸の試合がある日にスタジアム内の売店でクリアファイルを提示すると、飲み物やグッズなどを購入する際に割引サービスが受けられるということです。
2回の接種を終えた神戸市に住む60代と70代の夫婦は、「初めてスタジアムの内部に入ることができてうれしかったです。今度は応援に来たいと思います」と話していました。
特典を用意することで、ワクチン接種を加速化させるとともにチームのファンを増やすのがねらいだということで、会場を運営する会社の芝英幸さんは、「神戸市民の皆様にはいち早くワクチン接種を受けていただき、これをきっかけに新型コロナの感染が落ち着いたらぜひ試合を見に来ていただきたい」と話していました。
【入浴施設では入館料割引】。
滋賀県守山市にある入浴施設では、今月から、ワクチンを接種した人を対象にした割引サービスを行っています。
支払いの際にワクチンの接種が済んだことを証明する書類を提示すると、平日880円、土日祝日980円の入館料が一律で500円になるということです。
この施設は、新型コロナの感染拡大の影響で、例年よりも売り上げが3割ほど減少し、とりわけ、高齢者の利用が半減していたということです。
割引サービスによって感染への懸念から利用を控えていた客を呼び戻すのがねらいで、一日に数十人が割引サービスを受けているということです。
1回目の接種を終えて割引を受けた守山市に住む70代の男性は、「感染拡大もあり、最近はあまり来ていませんでしたが、たまたま割引のことを知って来ました。安く入れてありがたいと思います」と話していました。
施設を運営する会社の大本昌守 営業本部長は、「こうした取り組みをきっかけに、離れていた利用客にまた戻ってきて、楽しんでもらいたい」と話していました。
【羽曳野市 接種終えた市民に商品券】。
大阪・羽曳野市では、ワクチン接種を終えた市民を対象に、市内の飲食店などで使える商品券を配る取り組みを始めています。
羽曳野市では、1回目の接種を受けた高齢者の割合は、今月22日の時点で76.6%に達しています。
市は、市民のワクチン接種をさらに加速化させるとともに、疲弊した地域経済の活性化などをねらって、今月1日から市内の飲食店やスーパーなどで使える2000円分の商品券を配布しています。
対象は、2回のワクチン接種を終えた市民で、郵便局や公民館などで接種を受けたことを証明する「予防接種済証」などを提示すると、商品券を受け取ることができます。
市の複合施設で商品券を受け取りに来た70代の男性は、「2000円でも家計の助けになるのでありがたいです。近くのスーパーで使いたいです」と話していました。
羽曳野市は、接種対象の16歳以上の市民、およそ9万7000人のうち、およそ8割の8万人が接種すると想定して、商品券代などとして2億円を予算に計上しています。
羽曳野市産業振興課の吉井裕子さんは、「市民のみなさんはコロナ禍でいろいろと我慢されていると思います。この商品券で地元での買い物や食事を楽しんでもらい、コロナ禍で疲弊している街の元気を取り戻すきっかけになればと思います」と話していました。
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