
米国務省は10日、ブリンケン長官とサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が来週、中国の外交担当トップの楊潔●共産党政治局員、王毅外相とアラスカで会談すると発表した。
会談は18、19の両日行われる。バイデン大統領と中国の習近平国家主席は2月10日に電話会談しているが、来週の会談は1月のバイデン政権発足以降、両国間で最もハイレベルの対面での協議となる。
国務省は「アラスカでの会談で両国は意見が異なるものを含め、さまざまな問題について議論する」と説明した。ブリンケン長官はオースティン国防長官とともに来週、日本と韓国を訪問する。世界での同盟関係を重視するバイデン氏の取り組みの一環。アラスカでの中国との会談はその後に開催される。
バイデン政権は発足以来、中国とは断固たる態度で接する姿勢を見せ、新疆ウイグル自治区での虐殺があったとするトランプ前政権の主張も認めている。一方で環境問題をなどでは中国との協力に意欲を見せている。
これに対し中国の外交当局は米中関係の改善に期待を表明しながらも、新疆ウイグル自治区の人権問題や中国の工業政策、南シナ海問題など緊張をはらむ問題にはこれまでほとんど歩み寄りの姿勢を見せていない。(ブルームバーグ Peter Martin、Nick Wadhams)
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