
奈良時代の都、平城京の跡から見つかった国宝などの木の札・木簡について理解を深めてもらおうと、奈良文化財研究所は木簡の高精細なデジタル画像の公開を始めました。
奈良文化財研究所などが所属する独立行政法人・国立文化財機構は、保有する文化財の高精細なデジタル画像をインターネット上のデータベースで公開する取り組みを3年前から進めています。
このデータベースに、12月から、奈良時代の都、平城京の跡で出土し、奈良文化財研究所が所蔵する墨で字が書かれた木の札、木簡の画像、およそ200点が新たに加わりました。
当時の役人の仕事の連絡事項を書き留めたものや、都に運ばれた物品の荷札として使われたものなど、多様な内容のものが説明文つきで公開されていて、国宝に指定されている貴重なものをみることができます。
画像のデータをダウンロードすることもでき、出典を明記するなど、利用規約を守れば自由に使うことができるということです。
奈良文化財研究所史料研究室の馬場基室長は「研究以外にも美術的な目的など、さまざまな用途で利用し、役立ててほしい」と話しています。
からの記事と詳細 ( 木簡のデジタル画像の公開始まる|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
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