スーパーコンピューターが単純な研究実行ツールを超え、国家競争力を高めるために「戦略兵器」となった以上、予算支援の充実が必要だという現場の声が上がっている。日本は韓国に比べ、国家保有のスーパーコンピューターの最高性能と予算投入規模がいずれも20倍以上上回っている。
韓国科学技術情報研究院(KISTI)によると、日本は1兆5000億ウォンの予算を投じ、現在世界最高性能を残るスーパーコンピューター「富岳」を独自開発した。韓国は2018年に900億ウォン余りを投じ、独自開発ではなく、米国企業から導入した「ヌリオン」を保有している。ヌリオンの演算性能は6月現在で世界17位だ。1位富岳と比べると、20分の1の水準に相当する。KISTIは昨年、韓国の国内総生産(GDP)が日本の31.6%なのに対し、韓国のスーパーコンピューターの総性能、台数は日本の3.6%、10.3%にすぎないと指摘した。スーパーコンピューター関連の投資規模だけでなく、予算規模の対GDP比も相対的に低い。
米中もトップクラスの競争力を確保している。一国が動員できるスーパーコンピューティング性能は今年6月時点で米国が最もリードしている。韓国は米国の3%にすぎない。中国は最多となる226台の国家スーパーコンピューターを保有している。3台を保有する韓国は中国の1.33%にすぎない。
KISTIのヨム・ミンソン・スーパーコンピューティング応用センター長は「現在多くの政府と企業がスーパーコンピューターを全世界の研究者に無償で提供しているが、今後は兵器化させることになる」と指摘し、「戦略兵器という観点で、韓国も先進国に匹敵するモデルを製作し、競争力を確保しなければならない」と述べた。短期的には経済効果はないが、精密計算能力が日々向上するスーパーコンピューターは今後、単純な研究実行ツールではなく、安全保障・経済・国民の健康などに全体的に影響を与える国家競争力の重要ツールになると予測されている。
KISTIの崔曦允(チェ・ヒユン)院長も「2年前に稼働したヌリオンは多くの成果を上げたが、韓国が行くべき道のりは遠い。(社会の)不確実性が高まり、データに基づく問題解決が必要になっている。スーパーコンピューターの力量が国家的に重要になった」と述べた。
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October 02, 2020 at 08:00AM
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戦略兵器になったスーパーコンピューター、日本は韓国の20倍の性能…「半導体集積度1000倍向上・コロナ新薬探し」 - 朝鮮日報
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