理化学研究所は7日、計算科学研究センター(神戸市)で開発中の次世代スーパーコンピューター「富岳(ふがく)」を、新型コロナウイルス対策に貢献する研究のため、試験利用を開始すると発表した。
2021年度の運用開始を目指して開発中の段階だが、世界中で広がる新型ウイルスの被害を軽減するため、富岳が持つ計算力を前倒しして提供することにした。治療薬候補の発見や、感染が拡大していく様子や予防対策の効果のシミュレーション(模擬実験)などに生かす。
同センターの松岡聡センター長は「富岳の能力を大幅に前倒しして速やかに提供し、一日も早いパンデミックの終結に貢献する」とコメントした。
現在の計算能力は完成時の10~20%程度。完成時の計算速度は、昨年運用を終えたスパコン「京(けい)」の1秒間に約1京回(京は1兆の1万倍)と比べ、約100倍を実現する見込み。
また、高度情報科学技術研究機構は、国立大学や国立研究所など12機関に設置されているスパコンを、新型コロナ研究に無償で提供すると発表した。産業技術総合研究所の「AI橋渡しクラウド(ABCI)」や、東京工業大の「TSUBAME3・0」などが含まれ、合計で1秒間に11京4000兆回の計算ができる。
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April 07, 2020 at 10:06AM
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次世代スパコン「富岳」で新型コロナ研究へ 利用前倒し - 産経ニュース
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