
令和3年度から使用される中学校教科書の検定結果が24日、公表された。NIE(教育に新聞を)の取り組みが教育現場に広がっていることを受け、記事の読み比べなど新聞を使った教材が複数の教科で取り上げられた。
「新聞には、ほかのマスメディアにはない特徴があります。新聞の特徴を知り、有効に活用できるようにしてみよう」。帝国書院の公民は、こんな問いかけで始まる探求活動のコーナーを設けた。見開き2ページで新聞の特色や構造を紹介するとともに、「同じ日の新聞を比べてみよう」として、総選挙の結果を報じる産経、読売、朝日、毎日の全国紙4紙の1面を掲載。表現などの違いを生徒に考えさせる構成だ。
社会問題化しているフェイクニュース(にせの情報)についても、今回初めて取り上げた。編集担当者は「これからますますメディアリテラシー(情報を見極める力)が重要になる。情報を受信するだけでなく、発信する側になることも意識させる構成にした」と話す。
光村図書出版は3年の国語で、東京五輪・パラリンピックのボランティア募集開始に関する新聞2紙の紙面を読み比べる内容を盛り込んだ。歓迎ムードが強い記事と、課題を強調する記事をそれぞれ読み、気付いた点や考えたことを文章にする構成となっている。
文部科学省によると、NIE教育について取り上げた教科書は国語で7点(書写を含む)、公民で5点、道徳で7点、数学と理科で2点ずつ。検定でリニューアルされるたびに内容が充実する傾向もうかがえる。
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