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Thursday, February 13, 2020

さまざまな分野で活躍する、おやじたちの“おやつ事情”(T JAPAN web) - Yahoo!ニュース

イラストレーター 師岡とおるさんの偏愛おやつとは

 少年・少女マンガ、劇画調からアメコミ、ほのぼのとしたキャタクターまで、どんなタッチも描きこなす。加えて、巨匠らのタッチを引用しながらあらゆる人やモノと掛け合わせることで、見たことがあるようで見たこともない新世界を創る。イラストレーターの師岡とおるさんの画力は、凄まじい。
「小学校低学年のとき、クラスメイトが描いたガンダムを、みんなが『すごくうまい』と絶賛したんだけど、内心、『そうかなぁ』って。実際の映像が脳内に鮮明に残っているから答え合わせができるし、それを思い出しながら描くと、本物そっくりに描けた。一方、文字は全く頭に入ってきませんでしたが(笑)」。
 天賦の才は両親から受け継いだようで、「自営業を営んでいた父は黙々と仕事する働き者で、絵が上手。母は想像力豊かな人。よく寝かしつけで子供に絵本を読むじゃないですか。母は絵本を持たずに想像にまかせてしゃべり、翌日、『続きが聞きたい』と言えば勝手につなげてその先を語り出す。ある時は、おやつ箱のことを突然、“グリーンボックス”と命名したり(笑)。子供ながらに『この人、発想がすごいな』と思っていました」。

 工夫するのが好き。外遊びよりも家で『少年ジャンプ』を読みふけり、一番のヒーローだった「キン肉マン」などのキャラクターをひたすら模写するのが大好きだった師岡少年は、のちに通うことになる武蔵野美術大学やタツノコプロが近くにある商店街で育った。和菓子屋では大福やすあま、部活の帰りに親友と焼き鳥を、夏期講習の帰りに友人たちとお好み焼きのような「ポーズやき」をよく買い食いした。妙に渋い。「駄菓子やケーキも食べてはいたけど、僕にとっての“おいしい”は、そっちじゃなかった」。

 美大生時代は、課題そっちのけで好きな格闘技やプロレスの絵を描き、仲間らが大手企業に就職するなかで、師岡さんはやっぱり黙々と絵を描いていた。遅咲きのヒーローが覚醒したのは、20代後半。「最初は『リトルモア』の吉本ばななさんのコラムのイラストでした。30代になって僕が描いた格闘家のイラストが試合会場のあおり映像で使われるようになり、『キン肉マン』のタッチを真似たものを、ありがたいことにゆでたまごの嶋田先生が見てくれて……」。
それがご縁で一緒に仕事をしたり、時には呑みに行く仲に。「うれしいですよね。マンガに注力する先生とは違うアプローチで『キン肉マン』を後押しし、少しずつ恩返しできるといいな、と。仕事ってつくづく、人のつながりや人間同士の関わりなんだと思います」。

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