
中学生たちが伝統工芸品の職人や航空会社の地上スタッフなど、さまざまな職業を体験できるイベントが宇部市で開かれています。
このイベントは中学生に具体的な仕事の内容や役割を学んでもらい、将来なりたい職業の参考にしてもらおうと、宇部市教育委員会が初めて企画しました。
会場の俵田翁記念体育館には、化学メーカーやホテルなど市内に本社や事業所がある企業や団体が25の職業体験ブースを設け、6日は、5つの中学校の2年生およそ600人が訪れました。
このうち、地元の伝統工芸品「赤間硯」の職人体験では、肩に大きなノミを押し当て、体全体を使ってすずりの形を整えていく「仕上げ彫り」の作業を体験しました。
また、航空機を駐機場に誘導する「マーシャラー」という仕事の体験ブースでは、担当者から「誘導パドル」と呼ばれる大きなしゃもじのような道具の動かし方を教わり、航空機の安全な運航のためにさまざまな仕事があることを学んでいました。
「赤間硯」の職人体験をした黒石中学校の女子生徒は「テレビで見て興味を持っていましたが、思ったより力が必要で大変な仕事だと思いました。いろんな仕事を体験できてよかったです」と話していました。
このイベントは、7日も開かれます。
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