韓流ファン以外にもじわじわと人気が高まり続けている韓国映画。凝った脚本や予算をかけた制作スタイルが受け、今では、洋画、邦画と並んで多くの作品が全国の映画館で公開されています。韓国映画やドラマといえば情熱的な恋愛ものが人気ですが、ホラー映画にも名作がたくさんあります。 【画像：ランキング18位～1位を見る】 今回のテーマは「好きな韓国ホラー映画は？」です。さまざまなホラー映画がある中、あなたが好きな作品を教えてください！ それではまず、3作品を紹介しましょう。
●哭声/コクソン
2016年に公開され、日本人俳優の國村隼さんが出演していることでも話題となった映画です。閉鎖的な韓国の田舎に得体の知れないよそ者が住み着いてから、村に次々と怪異が発生します。果たしてよそ者の正体は何か、なぜ、怪異が起こるのか、一言も説明はありません。 見ている側はクァク・ドウォンさん演じる主人公とともに、襲ってくる怪異に翻弄されます。聖書の解釈が物語の根底にあるため、やや難解な結末になっていますが、「奥深い恐怖」を体感できることで、教養派に人気のホラー映画です。
●新感染 ファイナル・エクスプレス
2017年に公開された、コン・ユさん主演のゾンビパニックムービー。ゾンビは不死身で凶暴だけれど鈍い、という定説をくつがえし、この映画ではとてつもない早さで人々を追いかけてきます。しかも、舞台は閉鎖された走る列車の中。 幼い娘や妊婦の妻を守ろうとする勇気ある男性、恋人を守ろうとする高校生、自己の保身だけを考える男、列車をひたすら走らせる運転手など、様々な人間模様も見応えがありました。最後まで娘を守ろうと奮戦する主人公のソグや、マ・ドンソクさん演じるサンファは格好がよかったですね。
●箪笥 (映画)
2004年、まだ日本では韓国映画がマイナーだったころに公開され、カルト的な人気を博した作品です。湖畔の別荘にやってくる男とその妻、そして2人の娘たち。娘と男の妻は血が繫がっておらず、仲もよくなさそう。 話が進むにつれて「あれ、もしかしたら」という謎がどんどん出てくるミステリー系ホラーとなっています。伏線がかなり細かく張り巡らされており、最後まで見ないと真実がわかりません。2回、3回と見返す度に新しい発見がある、味わい深い作品です。
●好きな韓国ホラー映画は？
日本でも知名度が高く、現在もネット配信が行われている3本の韓国ホラー映画を紹介しました。あなたの好きな作品は何ですか？
ねとらぼ調査隊
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