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Friday, August 28, 2020

契約夫婦、同性のパートナーシップ・・・ さまざまな「家族」や「愛」のかたちを生きる人々(好書好日) - Yahoo!ニュース

 文筆家の佐々木ののかさんがさまざまな「家族」や「愛」のかたちを実践する人々にインタビューをした『愛と家族を探して』(亜紀書房)。自身の恋愛や暮らしへの思いを綴りながら、「普通」とは違った道を生きる人々の自由と困難を繊細に描いていきます。登場するのは、法律婚でなく契約を取り交わし生活する夫婦、精子バンクを利用して出産したXジェンダーの当事者、恋愛関係にないものの同性パートナーシップ利用を考えている女性二人など。そうした人々に話を聞くインタビューは「過去の救済だった」と語る佐々木さんに、「家族」に関心を持った理由や取材を終えた思いについて聞きました。 【写真】佐々木ののかさんのインタビューの様子はこちら

放浪しながらいろいろな人に出会った

――佐々木さんはもともとは「普通の家族」をつくるものだと思っていたそうですね。しかし、新卒で入った会社を退職したのを転機に、結婚・家族観が変わってきたと。それまではどのような未来を思い描いてたのでしょう?  漠然と結婚して子供を産むのだろうなと思っていました。結婚した後に働き続けるのか、いわゆる専業主婦になるのかは分からなかったんですけど。  将来、フリーランスになるようなことは、選択肢として考えていました。でも会社をやむを得ず辞めるような挫折は考えていませんでした。それまで挫折をしたことがなかったので、「私挫折するんだ!」とびっくりしたんですよ。 ――会社ではどのような日々だったんでしょう?  昭和っぽいというか、昔ながらの職人気質な会社でした。例えば、当時(2015年)の5年前まで、女性社員は産休や育休は一人目までしか取れない決まりがあったと聞いています。二人目を産みたかったら、会社を辞めるしかなかった。でも女性社員ですら疑問に思っていませんでした。「私も二人目を産みたかったけど、一人だけにしたんだよね」と言う人もいた。普通に受け入れていることが怖いというか、違和感を覚えました。「何かが変だな」と。  他にもエレベーターは新入社員が誰よりも早く押さないといけない。お茶は茶柱を立てるまで練習をする。そういう風土には学ぶところもあったのですが、私の肌には合いませんでした。それで夏過ぎくらいからパニック障害になって具合が悪くなってしまって。12月から休職をして、半年後に辞めました。

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August 27, 2020 at 12:10PM
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