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Tuesday, May 26, 2020

【子どもアドボカシー(5)】さまざまなアドボカシーの担い手 - 教育新聞

熊本学園大学教授 堀 正嗣
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子どものSOSを見逃さない 子どもアドボカシー


アドボカシーの担い手は5種類ある。まず、子ども自身が第一のアドボケイトである。ノルウェー初代子どもオンブズマンのマルフリード・G・フレッコイさんは、「子どもアドボカシーは、子どもには力があると信じるという気持ちや態度を持って実践しなければならない」と指摘している。「子どもは無力だから代弁してあげよう」という姿勢ではなく、「子どもは自分で考え、意見をまとめ、発言する力を持っている」ことを信じ、その力を信頼して支援するという姿勢である。

その上で、まず親や親族など身近なおとなが、第二のアドボケイトして支援することが一般的である。例えば、子どもが学校でいじめを受けている場合に、親が学校に行って子どもの気持ちや願いを教員に伝えて対処を求めることが多い。こうした行動をインフォーマルアドボカシーと呼ぶ。

第三に、学校の教職員、施設や病院の職員など、子どもに関わる仕事をしている人たちは、子どもの意見や願いを聴いて、それを尊重することが仕事の重要な一部である。……

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