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Sunday, November 12, 2023

「生成AI × サイバーエージェント」の基盤を支えるプライベート ... - cyberagent.co.jp

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── CIUではインターンや中途採用を積極的に受け入れています。どんな方と一緒に働きたいですか?

高橋:幅広い好奇心を持つ人と一緒に働きたいです。例えば「機械学習基盤に関する知識を持ち、インフラの運用経験があり、ソフトウェアも開発できる・・・」なんて人材はほとんどいませんよね。一人で何でもできる技術者というよりも、自分の得意分野の技術を高めながらも、ハードウェアやネットワーク、機械学習といったジャンルに幅広く興味を持ってくれる人が、CIUに向いていると思います。

漆田:幅広い好奇心はCIUでは本当に役立ちますよね。私自身はソフトウェアエンジニアなので、機械学習についてはもともと詳しくありませんでしたが機械学習基盤の立ち上げとともに ML エンジニアの仕事に興味を持つことで、今では彼ら彼女らと対等に会話をし、それを基盤の仕組みに還元することができています。専門分野でなくても、プライベートクラウドのユーザーの仕事に興味や関心をもっておく必要があると思います。

高橋CIUは好奇心が強い人が多いですね。チーム内には各種無線従事者資格を趣味として持っている人が多数いますし、電子工作が好きでデータセンターに管理用のガジェットを組み込んでいる人もいます。一見すると仕事と関係なさそうな事でも、技術課題の解決に俯瞰的な視点を持つことで役に立つのではないかと感じます。

あとは、ユーザーのことを考えられる人に来てほしいなと思います。やっぱり、プライベートクラウドのサービスを利用するのはサイバーエージェント社員ですので、ユーザーファーストで考えられる人材を求めています。サイバーエージェント社員は勉強会や懇親会で「こんなことができないのか」といった質問を受けることがあるため、対話力も求められますね。

── 生成AIのニーズや可能性が広がる中、CIUは組織としてどういう姿でありたいですか?

高橋:サイバーエージェントグループ全体では、業務の効率化や生産性向上を目指して「AIオペレーション室」を設立しました。全社員を対象として、生成AIのリスキリングカリキュラムも実施予定なので、今後は社内でのLLMやGPUの需要が増えていき、CIUのプライベートクラウドに求められる事も増えていきます。

また、ゲーム事業ではゲーム生成AI技術の研究を強化、ゲームの新しい開発プロセスとユーザー体験の構築を目指した「ゲームAI Lab」を設立していて、我々CIUも事業部向けにヒアリング等を行っています。今後は、事業やサービスに特化したLLMやモデルのファインチューニングを行い、より事業やサービスに生成AIを活用するケースが増えていくはずです。そのようなニーズにしっかりと対応できるようにしたいと考えています。

漆田:事業固有のニーズは確実に増えていきそうですね。加えて、リスキリングセンター主導で全社員・全職種を対象とした「生成AIのリスキリング」カリキュラムも進行中なので、社員一人ひとりのニーズも活発化していく事が予想されますよね。

今回CIUは「NVIDIA H100 GPU」導入プロジェクトでAI事業本部のビジネス拡大に伴走する様にハードウェアとソフトウェアでサポートしてきました。それと同じように、サイバーエージェントの事業や社員の成長に伴走するような組織でありたいと思っています。

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