６月１８日の父の日に向けて父親にバラを贈る習慣を広めようと、花の生産者が下関市役所でさまざまな品種のバラを展示しています。
山口県花卉園芸農業協同組合下関バラ部会では、６月の第３日曜日の父の日に向けて、バラの切り花を下関市役所に展示する取り組みを１０年前から行っています。
ことしは、下関市役所１階のロビーにおよそ８０種類、５００本ほどのバラが並べられ、展示が始まりました。
会場では鮮やかなピンク色と強い香りが特徴の「トワパルファン」や、下関市の生産者のオリジナルで、赤とクリーム色のグラデーションが特徴の「万華鏡」など、さまざまな品種のバラを楽しむことができます。
去年までは新型コロナによるイベントの中止などでバラの需要が大きく減り、栽培をやめる生産者もいたということで、今後、父の日の贈り物としての定着が期待されています。
山口県花卉園芸農業協同組合下関バラ部会の河田敏雄部会長は、「きれいなものを見ると心が癒やされます。お父さんにプレゼントをする機会がなかった方も感謝の気持ちを込めて贈ってもらいたいです」と話していました。
このバラの展示は、６月１４日まで下関市役所の１階ロビーで行われています。
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