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Sunday, October 9, 2022

さまざまな工夫で完配に 日本一の芋煮会フェスティバル実行委員長・鈴木将由さん - モバイルやましん

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2022/10/09 14:35

日本一の芋煮会フェスティバル実行委員長・鈴木将由さん

 山形市の馬見ケ崎川河川敷で先月、3年ぶりに通常開催された第34回日本一の芋煮会フェスティバル。県内外からの多くの来場者が久々に山形の味を満喫した。山形商工会議所青年部の鈴木将由実行委員長(42)に、フェスティバルに懸けた思いや来年の展望などを聞いた。

「手応えと課題生かし、バージョンアップ図る」

 ―フェスティバルを終えた今の気持ちは。

 「食のイベントにあれだけたくさんの方々が来てくれました。みんな待ち望んでいてくれたのかもしれません。新型コロナウイルス禍の中で安全、安心な運営を第一に掲げ、芋煮をしっかり配り終える“完配”となりました。来場者に『おいしかった』『ありがとう』との言葉をもらえて、開催して良かったと感じています」

 ―久々の開催でプレッシャーはありましたか。

 「毎日、コロナの感染者数が多く発表される状況だったので不安はありました。ただ山形花笠まつりをはじめ、県内外の大規模イベントが中止にならずに開催されました。多くの人が『通常に戻りたい』という思いを強く持っていたことが大きかったと思います」

 ―運営で最も大変だったことは何ですか。

 「コロナ対策としての電子チケット販売など、新しいものを取り入れる大変さはありました。会場内の人の動きは読めない部分もあるため、事前にいくら考えても答えが見つからない難しさがありました」

 「今回、密を避けるために会場内に飲食エリアを設けました。さらに芋煮のカップをふた付きとしたことで、重ねて持ち運ぶことができ、飲食エリアへの移動がスムーズになったと思います。コロナ前の芋煮会では、受け取りのために並ぶ人、食べる人、大鍋を見学する人でごった返していましたが、それがありませんでした。来場者数そのものはコロナ前とあまり変わりがないのに、うまく分散でき、混雑を避けられたと思っています」

 ―一方でどのような課題があったと認識していますか。

 「よりスムーズに芋煮を提供しなければならないと考えています。(密にならないように)芋煮を引き渡す時間帯を指定しましたが、その時間よりも早く来た方が早速並んでしまい、行列ができてしまう場面もありました。アナウンスが不足していましたし、来年からはレーンを分けるなどして改善したいと思います。コロナ禍で取り組んだ手応えと課題を生かしながら、ストレスの少ない日本一の芋煮会を目指したいと思います。来年の実行委員長など新たなメンバーとともに、バージョンアップを図っていきたいですね」

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