エンゼルス大谷翔平投手(27)が「1番DH」で出場し、1回の第1打席に22年シーズン1号となる先頭打者本塁打を放った。

待望の今季1号を放った大谷がベンチへ戻ると、白いカウボーイ・ハットをかぶせられ、同僚と笑顔でハイタッチを交わした。前日14日のレンジャーズ戦で特大弾を放ったトラウトもカウボーイ風に祝福された。

<お祝いパフォーマンスあらかると>

MLBでは、誰かが本塁打を放ってベンチに戻ってくると、ユニークなお祝いパフォーマンスが行われることがある。チームごとに趣向を凝らし、さまざまなお祝いスタイルを確立している。以下は主なもの。

◆ホームランジャケット ブルージェイズが本塁打を打った選手にベンチでブルーのジャケットを着用させて祝う。背中にはチームロゴとドミニカ共和国、ベネズエラ、日本など選手の出身国名がプリント。

◆特大チェーン&ペンダント パドレスが行っている。本塁打を放ったり大活躍をした選手に金色のチェーンとチームロゴが入った金の特大ペンダントを首にかける。宝石店に作らせた特注品。

◆洗濯カート走 レッドソックスの本塁打パフォーマンスで、打った選手がベンチに戻ると洗濯物用の車輪のついたカゴに乗せられ、ダッグアウトを走りながら祝福される。

◆ホームランホース メッツは、打った選手が肩に巨大な馬のぬいぐるみを乗せて、馬のようにダグアウトを駆ける。

◆サイレントトリートメント 新人が初本塁打を放ちベンチに戻ると誰もが知らんぷりという、どっきりパフォーマンス。大谷も新人年の初本塁打で経験。