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Monday, October 26, 2020

Facebook Gamingがクラウドゲーミングサービスをローンチ。「アスファルト9:Legends」などが基本プレイ無料でサービス開始 - 4Gamer.net

mungkinbelum.blogspot.com  Facebookは,同社のSNS上で運営しているゲーミングサービス「Facebook Gaming」にて,「アスファルト9:Legends」など一部のゲームをクラウドゲーミングに対応させた試験的な運用を開始した。
画像集#002のサムネイル/Facebook Gamingがクラウドゲーミングサービスをローンチ。「アスファルト9:Legends」などが基本プレイ無料でサービス開始

 ご存知のように,クラウドゲーミングとはゲームの演算処理をクラウドサーバーで行うことにより,クライアント側のハードウェアの性能に頼らず,ソフトそのものをダウンロードせずにゲームをプレイできるオンデマンド型のストリーミングサービスだ。Facebook Gamingのクラウドストリームは,現時点ではカリフォルニア,テキサス,東海岸の主要地域など,アメリカの14州に限定されてテスト運用されており,すでに20万人がプレイしているという。

 Facebook Gamingは,すべて基本プレイ無料でプレイできるようになっており,クラウドゲームとして公開されているのは,Gamelostの「アスファルト 9: Legends」,Moontonの「Mobile: Adventure」,Concrete Softwareの「PGA TOUR Golf Shootout」,Quibix Gamesの「Solitaire: Arthur’s Tale」,そして2K Gamesの「WWE SuperCard」の5タイトル。近日中にもRed Bullの「Dirt Bike Unchained」を始め,定期的にフィーチャータイトルを増やしていくとのこと。Andoroid及びPCなどのウェブブラウザを使ったクロスプレイを楽しめるが,iOSには未対応となっている。

 FacebookのPlay部門副社長であるジェイソン・ルビン(Jason Rubin)の署名による公式ブログの最新エントリー(リンク)によると,今回の試験運用の開始は,「クラウドゲーミングを長期的なサービスと考えており,未来の展望を話すことで近々運用できるサービスを未熟なものとして捉えられたくなかった」と語るとともに,このクラウドゲーミングはPCを含めるゲーム用プラットフォームを代替するものではないことを明言。Facebookの得意な分野でしっかりとクラウド化を進める方針であることを述べている。

画像集#003のサムネイル/Facebook Gamingがクラウドゲーミングサービスをローンチ。「アスファルト9:Legends」などが基本プレイ無料でサービス開始

 このクラウドサービスの開始に合わせて,Facebookは個人名ではなくゲーム専用のプレイヤーネームやプロフィール写真をサポートし,異なるアバターでゲームをプレイできるという変更を追加。また,新しいAPKの追加によってHTML5を使った「プレイアブル広告」も試験的に運用しており,クラウドゲームを広告化させるといった新しいビジネスモデルをゲーム開発者向けに提示した。
 すでにGameloftや2K Games,Robio,Glu Mobileなどと提携した広告も展開しており,気になるゲームをダウンロードすることなく,プレイヤーがデモやチュートリアルを楽しむことも可能になっている。

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