広島県知事選挙で当選した現職の湯崎英彦氏は、一夜明けた１５日、県庁で記者団に対し、新型コロナウイルス対策などさまざまな課題に全力で取り組む考えを示しました。
広島県知事選挙で、４回目の当選を果たした現職の湯崎英彦氏は、一夜明けた１５日、県庁で記者団の取材に応じました。
この中で湯崎氏は選挙の結果について、「新型コロナウイルスをどのように抑えて、経済をまわしていくかという考えでやってきたが、一定の理解を得られたと感じた。改めて身の引き締まる思いだ。感染拡大の防止対策だけでなく、さまざまな問題があるので、次の４年間、全力を挙げてしっかりと取り組みたい」と述べました。
一方、投票率が３０％台だったことについては「近年どの選挙も投票率が低下傾向で、少し上がったのはよかったが、全体として低下傾向にあることは大きな課題だ。政治に対する諦めのようなものだと非常に問題だと思うので、自分の生活に関わっていることを伝えていく努力が必要だと思う」と述べました。
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